明日の朝までうたっていたい♪(2004年11月21日〜11月27日)

全国コンクール・職場・一般Bグループ 録音を聴く 寒くなったね 味噌煮込みうどん プリンタの調査 プリンタ購入 新・福沢諭吉さん



全国コンクール・職場・一般Bグループ(2004年11月21日)

昨日に引き続き、松山大学グリークラブの方のご好意で、 部室を練習場として使用させていただく。 自分が学生のころの狭くて汚らしい部室を想像していたら、 50人以上が楽に練習ができるほど広く、きれいに整理された部室がそこにあった。

9時からはじめた練習では、1時間弱の時間をかけて入念に発声体操、 そして曲の仕上げを行ったのだった。 練習場の響きも良く、心配だったソプラノの声も良く鳴っている。 夜の間にどんな練習をしたのだろうと思わんばかりの昨日からの変化である。 音楽の深まり方は、どのパートにも表れており、当日の緊張感が良い方向にはたらいている。

昨日聞いた限りでは声が届かないホールとの印象だったが、 ステージ上は周りの音も聞こえ歌いやすいホールだった。 どのくらい審査員席まで届いているかはわからないけれども。 演奏のできは、音楽の流れは最高のものが表現できたのではないか。 途中、音程が不安定であったのがどのように評価されるかだ。 演奏後に知り合い何人かの声を聞いたが、 格調の高い演奏だったとの評価をいただいた。 男声と女声の格差もやっぱり指摘され、 これからのはもーるの課題が明確になったというところだろうか。 いずれにせよ、現時点でのはもーるができうる最高の演奏ができたとは言えるだろう。

実際の審査結果はというと、連続の金賞受賞とはならず、 「銀賞」が授与された。 客観的に見て妥当な評価と思う。 ロマン派ブラームスをひっさげての正面勝負は、 目論見どおり、しっかり評価されたといえるだろう。 一方で、正面勝負をするには基礎力を向上させないといけないという課題も明確になった。 はもーるの今後にとって良い選択をしたコンクールだったといえよう。

さて、今日のコンクール結果と聞いた団体の一口感想を書いておく。 断るまでもないが、私見としての感想であり、ご意見があればメールをいただければ幸いである。

職場の部

金賞・厚生労働大臣奨励賞・シード
住友金属混声合唱団
金賞・松山市長賞・シード
松下中央合唱団
金賞・日本放送協会賞
福島県庁混声合唱団「きびたき」
銀賞
広島市役所合唱団
北海道銀行合唱団
日立製作所日立事業所合唱団
銅賞
りそな合唱団
伊予銀行合唱団
東京ガスコーラス部
トヨタ自動車合唱部

一般の部・Bグループ

金賞・文部科学大臣奨励賞・シード
なにわコラリアーズ
金賞・愛媛県知事賞・シード
大久保混声合唱団
金賞・日本放送協会賞
グリーン・ウッド・ハーモニー
金賞
合唱団ノース・エコー
豊中混声合唱団
合唱団ある
銀賞
岡崎混声合唱団
混声合唱団はもーるKOBE
舫の会女声合唱団
淀川混声合唱団
MODOKI
大分市民合唱団ウイステリア・コール
銅賞
カンマーコール愛媛
川越牧声会
浜松合唱団
アンサンブル・シャロン
HBC少年少女合唱団

なにわコラリアーズ。 舞台の袖で聞く。 均整の取れたハーモニーで、大人の男声合唱とはこんなに素晴しいのかを伝えてくれる。 本番前に素敵な演奏を聴けるというのは、幸せなことだと思う。

豊中混声合唱団。 写真撮影に向かう途中にロビーのスピーカから課題曲のみを聞く。 知り合いがたくさんいるので、あえて苦言を書くが、 課題曲のできはいただけない。 全国大会であのレベルでは「恥ずかしい」と。 きっと、このハンディを覆すほどの素晴しい自由曲だったんだろうな。 夏の演奏会から大いに完成度が上がったのだろう。 全国大会のCDを聞いて確かめようと思う(不遜な言い方でごめんなさい)。

浜松合唱団。着替えも終わったあとにロビーのスピーカで聞く。 整った演奏だったと思うが、そこから一歩進めたところでの音楽を聴きたいと思った。

アンサンブル・シャロン。 2階席で立ち見(?)で。 バロックの曲を普通の5声部の合唱曲のように歌っている。 音楽様式を表現してほしいと思う。 自由曲は印象の残らない演奏だった。 千原さんの曲もちょっと聞き飽きたというのが正直な感想だったりする。

グリーン・ウッド・ハーモニー。 課題曲のつくりは悪くない。 ただ声は良くなかったように思う。 自由曲のシャーンベルクも楽譜をなぞっただけに聞こえてしまった。 12音がどういうものかを私が知らないからかもしれないけれども。 ここが金賞なんて、ちょっとびっくりした。

舫の会女声合唱団。 課題曲の表現は、大人の深みが感じられる。 高校生のきっちりした演奏とどちらが良いかといわれると答えに困る面もある。 コンクールじゃなければ、こちらの演奏のほうがいいんだよね。 自由曲は往年の名曲を演奏。 20年以上前は、コンクールでも良く取り上げられたものだが、 改めて今聞くと、素晴しい組曲である。 ただ、曲の良さだけでは太刀打ちできないんだよね。 表現の深さの点では不満が残ったのだった。

淀川混声合唱団。 課題曲はがさがさして落ち着かない。 伊東さんにとっては、ロマン派あたりは未開拓の分野かな。 小手先で表現しすぎている印象がある。 自由曲は関西大会と比べて音楽的な深みが増したように感じた。 声の量を要求される場所では、一杯一杯だった気がする。 この辺が課題といえるような気がするなあ。

MODOKI。 職場に設計応援に来ておられる方の友人がいらっしゃるらしい。 聞きに来られていたらしいがお会いできなかった。 それはともかく。 音楽が重過ぎると思う。 この歌い方ではNeues Laub(新しい葉っぱ)ではないと思うがいかがか。 自由曲もぱっとしない。 くりちゃん(小栗克裕さん)の曲が悪いのか演奏が悪いのか…。

HBC少年少女合唱団。 中学生の正統派の演奏という印象である。 決して悪い演奏ではないのだが、 大人に混じっての演奏となると表現力の差を感じざるを得ない。 北海道大会からの伸びがあまりなかったのではないだろうか。 心を和ませてくれた素敵な演奏と感じたけどね。

大分市民合唱団ウイステリア・コール。 もっと声が魅力的な合唱団だと思っていたのだが、会場の響きのせいなのか硬い声が気になった。 自由曲も歌いこんでいるはずなのに、ところどころ破綻しており、 期待はずれの印象。 ただ、Mariaを何度も歌う最後のところは、祈りの心が伝わってきた。 惜しいね。

合唱団ある。 Sopranoがくぐもった感じで気に入らない。 ハーモニーも今一歩雑に感じたのだが、身の回りの評価は「金」だったし、実際そうであった。 私の感性と合わなかったのだろうかなあ。

大久保混声合唱団。 公募作品の課題曲を素敵に表現していた。 この曲をコンクールで演奏した多くの団体の中でピカイチの表現だった。 自由曲も文句ないできばえで、指揮者の力量が飛びぬけていると思われる。 声も明るく洗練され、当分はここの天下が続くのではないかと思わせるものであった。

録音を聴く(2004年11月22日)

夕べはそんなにたくさん飲んでいない気がするのだが、夜中は酔いで熟睡できなかった。 瓶ビールだと飲んだ量がよくわからないのが敗因(^_^;)である。 明け方になってアルコールも分解されたのであろう。 ようやく深い眠りについたのだった。 朝食の時間は9時までということで、8時過ぎに食堂へ。 あんまり食べないつもりだったが、食べだすと身体は受け付けてくれる。 結構おなか一杯食べたに違いない。

早く帰宅したかったので、路面電車に乗っただけで、 どこにも行かずに速攻帰宅することにした。 10時過ぎのしおかぜで岡山へ向かう。 某有名サイトの管理人K氏も同じ電車であったことを、ココに記しておこう。

途中の姫路で「えきそば」を食べて、帰宅は15時過ぎ。 JRだと5時間もかかるのね。

帰宅してすぐ、昨日の演奏テープを聞く。 舞台で感じた違和感と「銀賞」の演奏を、耳がコンクールモードになっている間に確かめたかったのだ。 聴くのがちょっと怖い気もする。 そうは言え聴くために買ったのだから、聴かねばなるまい(そんな大げさなことか)。

課題曲の第一声、思った以上に重厚なハーモニーがなる。 これから金賞といっても悪くない、なかなか良いではないかと自画自賛する。 テンポといい、間合いといい、自分らが表現したかった音楽がそこに流れていた。 フレーズがところどころ途切れてしまうこと、 気を抜くと生の声になってしまうことが課題としてはあるが、 コンクール会場で聞いた数多くの「秋の歌」の中でもトップクラスの演奏であると思う。

さて、問題の自由曲である。 こちらは、ハーモニーが全くダメである。 歌いだしの2小節目で、第1コーラスが半音近く音が上がってしまった。 これ以降は、所々決めの和音で戻ろうとはするものの、 音程は上がり続け、最終的にちょうど半音上がったところで、 収束した感じである。 もちろん、もとの音程は歌い手の身体の感覚として残っているだけに、 低め(これが正しい音だ)の音程で歌うところが随所にあり、 全くといっていいほど、はもっていない状態の演奏である。

表現している音楽は「悪くはない」わけで、音程がしっかり定まっていれば、 もっと気持ちよく歌えただろうし、会場ももっと鳴ったであろう。 ステージ上で感じた違和感は、上ずってしまった音程であることがはっきりした。 銀賞であったのは、幸いだったということだろう。 聴いている人にはわからないかもしれない程度の乱れかもしれない。 でも、この乱れが歌い手の感覚を狂わせ、 ミューズの神の降臨を阻んだのかもしれない。

解説はそういうことだが、歌っている間は気づかなかったなあ。 半音も浮いていたのか。 緊張でブレスがあがってしまったのかもね。 不思議なことに、楽譜以上に高い音にもかかわらず、 皆さんはきちんと音程が届いていたりするのだな。 本番の緊張感恐るべし。 普段からきちんと出せばいいのにね(^_^;)。

夜にメールを読むと、ネットワーク上の付き合いもあり、 いっしょにオフラインミーティングで歌ったこともあるMさんが亡くなったという知らせ。 私よりも若いはずなのに…。絶句である。 活発に音楽活動をされていた彼女のことを思い出しながら、 しばし虚無感に襲われてしまった。 ご冥福をお祈りします。

寒くなったね(2004年11月23日)

先月の洪水が象徴するように、秋の深まりを感じさせない暖かい日々を過ごしている。 全国コンクールの日になると、そこそこ着込んでいないと寒いはずなのだが…。

今朝出勤するときには、それなりの冷え込みである。 ようやくにして冬の気配が忍び寄ってきたというところだ。

味噌煮込みうどん(2004年11月24日)

出張に出かけたのだが、昼食は 山本屋本店 の味噌煮込みうどんを食べた。 私は知らなかったのだが、そこそこ有名なお店らしく、 お昼には少し早い時間だったにも関わらず、 行列ができていた。

お気軽な昼食のつもりで注文しようとすると、 たかがうどんで1000円以上もするのである。 この値段で行列ができているのであるから、 大儲けのうどん屋さんであることは間違いない。 味は、うまかった。 ただ、コストパフォーマンスは、やっぱりいいとは思えないなあ。 話の種にはいいんだけども。

プリンタの調査(2004年11月25日)

明日にでもプリンタを買わねばなるまい。 今晩はwebをめぐって機種の絞込みをしなくては。

キヤノンにするかエプソンにするか、 ここが大きな分かれ目である。 複合機にしようと思うと、キヤノンはインパクトがない。 プリンタ専用機を買うつもりはないので、 PIXUS MP900かMP770あたりがターゲットとなる。 前者はちょっと高いかなあ。 後者はそれなりに安価で売られているような気がする。 エプソンはインク色が多いのが特長である。 こちらのPM-900とPM-870あたりか。 後者は一押し、前者はスペックはいいが価格差がネックだな。

だいたいの情報をつかんだので、明日は早めに帰宅して買いに行ってみよう。

プリンタ購入(2004年11月26日)

いつもよりも早めに仕事を終えて帰途につく。 今日中に購入しないと明日持って行けないからね。

現物を確認していると店員さんが話しかけてくる。 実際に眺めると、やはりエプソンのほうが良い。 PM900とPM870では価格差が…という話をしていると、店員さんから秘策を授けてもらう。 ここで書くにはちょっと憚られるが、とにかく15000円の差が一気に埋まってしまったと言っておこう。 ラッキーである。

かくして、今自宅で使っているやつを実家に送って、今日買ったやつを自宅で使うことにする。 ラッキーな買い物である。 たぶん。

新・福沢諭吉さん(2004年11月27日)

実家の復旧作業で但馬行き。 新札が発行されてひと月。 千円、五千円は新札にお目にかかっていたが、一万円は目にしなかったので変わっていないのかと思っていた。

とあるところでようやく見つけた1万円札は、 新福沢諭吉さんだった。 ホログラムや潜像があり、お札というよりはギフトカードみたい。 もう少し慣れるまでは違和感がありそう。



Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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