明日の朝までうたっていたい♪(2004年12月5日〜12月11日)

富士通川崎合唱団第7回演奏会 ノビノビシート 引越しの後片付け 業務上の秘密 申告の誤り 某茄子 大規模半壊



富士通川崎合唱団第7回演奏会(2004年12月5日)

台風崩れの低気圧の影響で、首都圏に強風が吹いていた。 朝は電車が止まっていららしいが、お昼ごろには運転は再開していた。 状況がわからないままに新横浜から桜木町へ行く。 普通ならば桜木町行きのはずの電車が、東神奈川乗換えになっている。 ダイヤは復旧していないようだ。 確かに強風は収まっていない。

会場のみなとみらいホール(小ホール)は素晴らしいホールである。 話によると10倍の競争率を潜り抜けて確保したそうである。 合唱団の意気込みが伺える。 開演時間まであと15分。 期待しながら始まるのを待っていた。

富士通川崎合唱団第7回演奏会〜4つの祈り〜
横浜みなとみらいホール・小ホール
プログラム
  1. 「Missa super "Dixit Maria"」より 〜ミサ通常文による祈り〜
    • Kyrie
    • Gloria in excelsis Deo
    • Sanctus
    • Benedictus
    • Agnus Dei
  2. 「ルネッサンス・バロック宗教曲集」〜復活祭の祈り〜
    • O vos omnes
    • Sicut cervus desiderat
    • Sitivit anima mea
    • Exsultate Deo
  3. 「クリスマスソング・コレクション」〜降誕祭の祈り〜
    • A Christmas Round
    • Today the Virgin
    • Deck the Halls
    • The First Noel
    • Ave verum corpus
    • O Christmastree
  4. 「混声合唱とピアノのための『花に寄せて』」
    • たんぽぽ
    • ねこじゃらし
    • しおん
    • つばき・やぶかんぞう・あさがお
    • てっせん・どくだみ
    • みょうが
    • ばら・きく・なずな―母に捧ぐ―

定刻になり合唱団のメンバが入場してきた。 ピッチパイプによる音取りの後、第一ステージが始まった。 第一声が会場に広がった。 なんと美しい響きなのだろう。 会場が良いことは言うまでもないが、ここまで美しく響かせられるとは、 この2年間の練習の成果が見事花開いたといってもいいだろう。 女声がやや少ない人数比ではあっても、そのハンディを感じさせないハーモニーである。

指揮に従って音楽が進んでいく。 従うといっても、操られているという消極的な表現ではない。 普段の音楽がそこに表現されているのだ。 歌い手一人一人の「うた」が感じられる。 自然なフレーズが奏でられている。

曲はGloriaに入り、音楽的には表現の幅が求められるようになってきた。 この辺になると、音楽に乱れが見え出してきた。 パート間でのばらつきとパート内でのばらつきと。 フレーズの語尾の扱いが雑に感じる。 つなぎ目のところで音楽が途切れるのだ。 一瞬「素」になってしまうのが残念である。 細々としたミスが、全体的な安定感を揺さぶる。 歌い手の間で微妙な緊張が表れているような気がする。 きっと何か事故があったのだろう(^_^;)。

Sanctus、Benedictusは前の曲の不安定さの影響が出ていたような気がする。 途中でだいぶん戻したような気がするけれども。 Agnus DeiはSopranoの疲れが気になった。 音がフラットしていないか?

第2ステージは、復活祭を題材にした宗教曲を取り上げている。 指揮は団内指揮者のK氏。 優秀なsopranoでもある彼女が抜けたらどうなるのか、 前回の演奏会の際に感じた心配は、第一声で吹き飛んだ。 バランスは悪くない。 ただ、彼女の穴を埋めようと意識するのか、 全体的に歌いすぎの感がある演奏だった。 そんなに頑張らなくても良く響くホールの特性を生かして、 ゆとりを持って歌えばいいのに…。 Altoから1名Sopranoにまわっているからなのか、 ちょっとバランスが悪くなった。 Altoよ、聞かせどころの音はどこに行ったの?

休憩を挟んで、第3ステージはクリスマスソングである。 最初の曲のカノンは乱れがあったよね。 あとで聞いた話によると、ずれた箇所があったらしい。 まあ、他の聴衆には気づかれなかったような気がするけれど。 このステージでの不満は、1曲目でつまづいた影響かもしれないけど、 今ひとつノリが悪かったこと。 聞いている人も良く知っている曲が多いのだから、 もっとはじけたら良いように思う。 練習でできたこと以上の表現ができない、すなわち、アピールする表現力が足りないことが、 課題ということができるだろう。 楽器が入って、それに助けられたのかな。 たぶん。

第4ステージは、はもーるで4年前に歌った「花に寄せて」。 藤井氏のピアノのイントロでぐっと来てしまう。 彼女のピアノは魅力的で、そこには確かに祈りの言葉が感じられた。 歌い手もピアノの旋律を受けて、言葉をメロディに乗せていったに違いない。 細かい乱れを補って余りある曲の力に助けてもらったのかもしれないが、 感動的な最終ステージだったとい思う。 歌詞もきちんと観客に届いていた。

演奏会のあとは、10時過ぎまで打ち上げと二次会に参加する。 三次会へとお誘いは、大いに心が動いたけれど、 夜行列車の指定を押さえていたのであきらめることにした。

ノビノビシート(2004年12月6日)

帰途は、サンライズ瀬戸のノビノビ座席の利用であった。 東京の全国大会を聞きに行くときに利用しようとして指定が取れなかったのだが、 今回は寝台で良いと思っていたところへ、空いていたから確保したのである。 久しぶりのノビノビ座席は、記憶以上に快適であった。 床暖房もほんのりと効いていて、薄い布団も準備してあって、 朝の5時半に起きることを除けば、これ以上はない待遇といえよう。

姫路に5時24分に着く予定が、数分遅れていたらしい。 予定通りの積もりでデッキに出て行くと、後5分ですよといわれる。 だからといって戻ったって仕方がない。 なんとはなく到着を待ったのであった。

ホームに下りておなかが空いていることに気づいた。 姫路といえば駅そばしかないではないか。 6時にならないと営業開始しないので、快速を一本過ごして、 開店直後に注文する。 うまい。

子供の頃、阪神地方に出てくれば、帰りは播但線経由の急行但馬号を必ずといっていいほど利用した。 但馬号は姫路に停車するわけで、そのときには毎回駅そばを食べていたように思う。 今日食べた駅そばも、当時の記憶そのままの味だったような気がする。

家に着くと6時半。 家族みんなを起こして、朝食をとって。 子供を送り出したあとに一眠りした。

引越しの後片付け(2004年12月7日)

復旧作業(^_^)のために、いつもより15分早く出社する。 前の場所より10m程度の移動ではあるが、とにかくもとの環境の戻さねば仕事にかかれない。

まずは「パソコン」と書いておいた箱の梱包を解く。 これさえ戻せれば最低限の仕事は始められるのだ。 計画どおりである。 箱からパソコン本体、キーボード、マウス等々、周辺機器を含めて取り出し、 配線をしていく。 ネットワークケーブルもつながなくっちゃ。 配線完了で電源ON。 起動後はまずメールの読み込み。 仕事の準備は整ったかな。

他のダンボールも開墾しておかないと邪魔になる。 基本的には同じ位置にあったものはひとつの箱に入れてあるので、 開墾と設置を繰り返していくと復旧作業は完了する。 約1時間でもとの仕事環境に戻せたぞ。

午後からは某社へ出張。 メールの未読処理は明日に延期だ。

業務上の秘密(2004年12月8日)

知り合いからのメール。 某所に数年前に書いてもらった文書に、 「業務上の秘密事項」の恐れがある内容が書かれているので削除して欲しいとのこと。 何度か読み返してみたが、どこが秘密事項の恐れがあるのかが見当がつかない。 部外者の私が読んでも知っている当たり前のことしか書いていないからである。

某氏の職場では、扱っている製品関連の雑誌に「秘密」が漏洩しているらしいので神経質になっているのかもしれないが、 秘密でもなんでもないことまで秘密扱いにするのはいかがなことかと思う。 もっとも、某氏が安全サイドに倒して、自己防衛のために削除を依頼してきている気もするが、 それにしても「秘密事項」のガイドラインをはっきりしての漏洩防止策を立てるべきであるぞよ>某会社

申告の誤り(2004年12月9日)

税務署からの連絡。 2003年の税金の申告額に誤りがあるとのこと。 9ヶ月も経ってから連絡してくるなよ。 どういうことなんですかね。

とんだ「増税」となってしまったことよ。

某茄子(2004年12月10日)

景気が明るい気配があって、某ナスもそれなりの支給である。 数年前の暴風雨状態からは離脱できたということだろうか。

でも今回の分は、ほぼ復旧に当てられるであろうし、 可処分所得は変わらないことよ(^_^;)。

大規模半壊(2004年12月11日)

実家の被害認定が決定した。 通知書によると「大規模半壊」ということである。 11月の初旬に来た建築士さんの鑑定による査定結果である。 浸水の深さだけではなく、1階全体の床が被害を受けていること、 進入した泥の多さなど総合的に判断されたのだろうと推定される。

全壊に次ぐ被害の大きさと認定されたことで、 行政に対する申請に関しては有利な方向にあるということは幸いなことといえよう。 今日もまた実家の片付けである。 細々としたところが数多く残っている。 各種申請事項もそれらの一つである。 よくわからない書類を書くのも大変だね。

平日の疲れからか、 夕食の後は睡魔が襲ってきた。 本能には逆らわず転寝モードから、熟睡モードへ。 書類書きは少ししかできなかった。



Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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