明日の朝までうたっていたい♪(2002年11月24日〜11月30日)

全国コンクール二日目 朝寝の楽しみ つい、ビール 久々の出勤 レンタルサーバ 労組研修会 消防訓練



全国コンクール二日目(2002年11月24日)

いよいよ全国コンクール当日がやってきた。 体調も万全で、天気も快晴。コンクール日和である。 昨日と同じシャンピアホテルの会議室にて直前練習で仕上げをする。 この一年練り上げてきて、関西大会以降熟成された音楽がメンバーに共有されていて、 気持ちが良い練習となった。 平田先生も乗っているよう。 本番のステージが楽しみである。

練習を終えて職場の部の3団体を聞くために会場に急ぐ。 滑り込みで聞いた関西代表は、どこも素晴らしい演奏だった。 感想はあとで書くとして、我々の演奏の話に戻ろう。

松下中央のステージに乗ったメンバーの情報では、 大きなステージで雰囲気に呑まれそうだという。 落ち着くことが重要だと、気分を盛り上げながらも自分に言い聞かせるのだった。 実際にステージに立ってみると、会場の灯りが星のように美しく輝き、 素敵な光景が広がっていた。 うん、緊張はしていない。 良い演奏ができそうな気配である。

いつも苦労する課題曲の入りである。 気分のよさが伝染したのか、いつもになく揃って出られたテナーであった。 後に続くベースの響きも心地よい。 各パートが独立に旋律を奏でつつ、一体感を保った音楽の出現に我ながらの感動を感じた。 まわりの音や響きを感じながら演奏できる喜び、 美しいホールと音楽を楽しめる喜び。 気持ちよく歌えるステージだったといえよう。

自由曲はコントロールの効いた表現ができているように思われ、 この一月の練習の効果が出ているように感じた。 何と言ってもクラスターのあとのG.P.の残響。 ぐっと溢れた感情を抑えるのに苦労したのだ。 そこからのベース、男声合唱、女声。 深い表現が実現できた瞬間がそこにあった。

演奏後の気分は最高だった。 今できる最高の表現ができたのだから。 写真撮影も高揚した気分で、普段はおとなしいメンバーも妙に浮かれてるのが印象的だった。 休憩時間に知り合いのS氏から「おめでとう」と言われた時は、 音楽が伝わったことが何よりも嬉しかった。

結果はといえば、銀賞受賞となった。 一部には金賞の期待も合っただけに残念という気がないわけではないが、 賞の良し悪しを超えた満足を得られたことで、 二の次の感じである。 しいて言うなら、平田先生に金賞のメダルをかけてあげられなかったのが悔しい。 さらに向上して、来年こそはメダルだ。

さて、聴いた団体の一口感想を書いておこう。 審査員の思いと同じかどうかはまったく保証しない、私の勝手な感想である。

松下中央合唱団。金賞、文部科学大臣奨励賞、シード。 ぎりぎり間にあわず、ロビーのTVにて聞くことになった。 大人数を生かした選曲ではあったが、 何かしら人数の割には届いてこない印象があった。 一味足りない、何かはわからないけれど、そんな感じなのである。 金賞は間違いないと思ったけれど、この漠然とした感じが2位に終わった理由の気がした。

大和銀行合唱団。金賞。 金賞常連団体としては不本意な演奏だったのではないか。 全体的に音程が悪く、昨今の金融業界の景気を感じさせるようであるというのは深読みしすぎだろうか。 もちろん、前後の団体に比べての話であり、 金賞の演奏だったことは間違いない。

住友金属混声合唱団。金賞、労働厚生大臣賞、シード。 安定した演奏で、ダントツの一位であった。って、全団体を聴いていないのだけれど、 抜群だったのは間違いないだろう。 あの声でプーランクのモテットをやるのに異論はあろうが、 それをも超越した演奏は見事である。

自分らの演奏を挟んで、一般の部Bは後半を聞いた。

Gaia Philharmonic Choir。金賞、文部科学大臣奨励賞、シード。 こちらもギリギリ間にあわず、ロビーのちゃちなスピーカで聞く。 第一声から参りましたという感じである。 ソプラノの声があそこまで表現されると、敵わないという感じですね。 男声には付け入る隙がありそうで、まだまだいくようでスゴイの一言です。

大分市民合唱団ウイステリア・コール。銀賞。 男声の発声が暗めで、そのせいかハーモニーが安定しない。 音楽のつくりは悪くない、というよりは素晴らしく、 発声面が改善されれば金賞だと思って聴いていた。

広島オルフェオン。銅賞。 くぐもった発声で一昔前のグリークラブの印象がある。 課題曲は関西大会のシード演奏のなにわコラリアーズを比較対象にするせいか、 ずいぶん表現面に差があるように感じた。 自由曲も、あまり伝わってこなかったので、銅賞は仕方がないだろう。

高知ファミリーコーラス。銅賞。 アンサンブルは荒削りだが、数年前に聞いたときよりも声が透き通っているように感じた。 音楽の練り上げで、あと一歩銀賞に届かなかったのかな。

枝幸ジュニア合唱団。金賞、日本放送協会賞。 実は、金賞になるとは思っていなかった。 音楽的には素晴らしいものを感じたが、声の面では課題が色々あったのではないだろうか。 もちろん、一般的なレベルでは十分なところではあるんですけれども。 それから、自由曲の最後のほうは聞いていて退屈だったぞ。

豊中混声合唱団。銀賞。 関西老舗の合唱団にしては物足りない演奏だった。 指揮の西岡さんが得意としている三善晃サウンドは健在なんだけれども、 アンサンブルの緻密さが足りないような気がした。

グリーン・ウッド・ハーモニー。金賞。 課題曲の演奏はさすが手馴れたものであった。 促成栽培のはもーるの演奏とは違い、熟成されているような気がした。 しかしながら、自由曲はいただけない。 同じペンデレツキではあるが、暗いトーンの発声で、 男声のテンポもまとまらない。 感覚的発言で申し訳ないが、今一歩の深さがないような印象を受けた。 われわれがここに及ばなかったのは、ひとえに課題曲の出来なのだろうか。

小田原少年少女合唱隊。銀賞。 少年少女合唱団の域をはるかに越えて、さらに明るく抜けた発声が素晴らしい。 大人の団体を退けて関東代表になっただけのことはある。 ただ、緻密なアンサンブルという意味では魅力に欠けるような気がする。 一般団体との比較するのに何を基準にしたらいいのか迷うところである。

松江市民合唱団。銅賞。 自由曲に関心をもっていたので、演奏レベルには大いに失望してしまった。 曲の魅力を表現することなく、ただ難曲を歌った以上のことを感じられなかった。 パートの音がくぐもっており、音楽の全体像が表現できていなかったのは残念である。

静岡合唱団。銀賞。 発声が好きではない。 課題曲の若々しさを表現するのに、違う方向なのではないかと感じた。 自由曲も同様に重たい声での演奏。 銀賞には納得がいかない。

佐倉混声合唱団。銀賞。 38人とBグループの中では少人数である。 この人数を生かした課題曲のルネサンスは一日の長がある。 金賞の常連組だと思っていたら、実はそうではないようね。 ここの演奏はもっと評価されても良いといつも思っているのだが、 今回も銀賞にとどまったようだ。ううむ。

審査発表のあとは大津で打ち上げである。 たまたま貸切で抑えられたところが大当たりで、 おいしい料理とともに気分よく飲めたのである。 来年は「つー」で飲みましょうを合言葉に、 これからの一年間を頑張ろうと言い合ったのあった。

朝寝の楽しみ(2002年11月25日)

行事の翌日は休暇。 これがイベントを満喫する心がけである。 翌日の出勤を考えていると、目一杯楽しめないではないか(^_^;)。

今朝はゆっくりと朝寝を楽しんだ。 眼が覚めてから、さらにゆっくり眠ることができるというのは本当に幸せである。 あの心地よさは、毎日味わえないところに良さが倍増するのかもしれない。

若い頃のように夕方まで眠っていられるわけもなく、 8時半ごろからゆっくりと活動開始。 日ごろたまった雑用をこなす一日となった。

つい、ビール(2002年11月26日)

休暇に引き続いて出張なのである。 帰途はというと、新幹線ではつい購入してしまうのである。 ビールを。 これがあるから出張は止められない(なんか違う)。

さらに帰宅してからも1本の缶ビール。 呑みすぎだねえ(^_^;)。

久々の出勤(2002年11月27日)

休暇と出張が続いて、週の半ばになっての出勤である。 何となく出社が億劫になるのはなぜだろうか(^_^;)。

11月も末だというのに、あんまり寒くならない。 月初めのほうが寒かったのではないかと思うくらい。 暖冬の予報は、やはり正解なのか。 経済が冷え切っている中、気温までという方もいるだろうが、 実際には夏は暑く、冬は寒い方が経済効果はあるのだ。 思いっきり寒くなって、景気の停滞を打ち破って、活性化して欲しいものだ。 中途半端はあきまへんで。

レンタルサーバ(2002年11月28日)

ずいぶん前から迷っていたのだが、レンタルサーバを契約することにした。 独自ドメインを取得して、自由自在のアドレス設定なのだ。 おうちでサーバでもいいのだが、固定IPサービスとレンタルとの手続きの兼ね合いね。

今日、某業者にオンラインサインアップしたので、年内には独自ドメインにてサーバが上るはずだ。 セキュリティやサーバの勉強をしっかりしておかなくては。 まずはwebで情報収集からかな。

労組研修会(2002年11月29日)

今晩、泊まりで労組の職場研修会である。 研修会といっても、親睦会の要素が大きいかもしれない。 定時に速攻退社で会場移動の予定だったが、 仕事のよんどころない事情で、 30分遅れとなってしまった。 普段の心がけの悪さが原因かな(^_^;)。

会場は舞子にある舞子ビラである。 窓からの眺めは、明石海峡大橋を目前にして、 美しい眺めである。 部屋に戻ってからの二次会では、美しい景色を楽しみながら、 野郎ばかりのむさくるしい(^_^;)宴会だったといえよう。

今週は三日間しか働いていないのに、連日の午前様の影響か早々に部屋に退散してしまった。 寄る年波には勝てないということかも。 ううむ、体力が落ちているのかな。

消防訓練(2002年11月30日)

マンションで消防訓練があるということで、 子どもたちは昼食もそこそこに、一階玄関前に出かけていった。 警報も鳴って、臨場感あふれる訓練であったろうか。 訓練といって侮るなかれ。 普段からしっかり訓練することで、本当に発生したときは、 ずいぶん落ち着いて行動できるらしいからね。

訓練を横目に見ながら、例によって歌の練習に出かける私。 コンクールの翌週ということで、みんなで録音を聞いたりする。 思ったよりもずいぶんうまいと思う。 これで銀賞というのだから、金賞の演奏はすごいのだろう。 これからの一年、頑張ろうという意欲がわいてきた。

来年の選曲はいまだ決まらず。 年内には決まるといいねえ。 みっちり取り組んでやりがいのある曲になるといいな。



Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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