単身赴任日記(1998年5月10日〜16日)

合宿と鼾 絶対音感 暑くなったり寒くなったり 食欲旺盛 新緑が深みを増したね 金曜日の新幹線 降ればどしゃ降り

合宿と鼾(1998年5月10日)

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合宿の夜には宴会は付き物である。で、今回も当然の如く宴会では楽しく飲んだ。
朝起きたらやっぱり口が乾いていた。口を開けて寝ていたのだろう。ということは、 大きな鼾をかいていたのだろうか。さぞ同室の人間には迷惑だったに違いない。
学生時代にも何度も合宿したことがあるが、鼾・歯ぎしり隔離部屋というのが あったのを覚えている(^_^;;)。激しい方は往復鼾と歯ぎしりのアンサンブルで 同室であればそれこそ寝られないのは確実に違いない。
お酒を飲むと気道が狭くなってしまうから鼾をかきやすいのだが、口がおもいっきり 乾いていたので、そうとうに大きな鼾をかいていたような気がする。迷惑なことだ(^_^;;)。

絶対音感(1998年5月11日)

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最近売れているらしい「絶対音感」という本を読み終わった。
絶対音感を持つ人がいること、そういう人が音楽の世界で活躍していることは知っていたが、 絶対音感をつける教育があること、ましてや、それが音楽をする上での絶対的な価値を持つと 思っていることがいることには驚いた。
何も知らない人のために書くと、「絶対音感」とは、ある音が鳴ればその音の絶対的な高さ (ドレミ)がわかる能力である。色で言えば、色付きのカードを見せれば、色(例えば赤で あること)がわかって、色見本(印刷とかデザインとかで使っているが)の○○番の色だと わかる事であろうか。
絶対音感があることでは決して音楽性が豊かになる訳でなく、基準の音なしに正確な音高が わかるだけのことである。そんなもののみをひたすら得るために子供を特訓するってのは、 どう考えても芸術とは正反対の事だと思ってしまう。
良い学校、良い会社と子供の教育に邁進する姿と同じ物が見えてしまって、やはりこの国 日本は病んでいるのではないかとさえ思ってしまう。
私自身は絶対音感なんて全くないが、相対音感(ある基準の音が与えられれば、相対的に 音の高さが認識できる感覚)はそこそこ持っていて、難曲といわれるものでなければ 楽譜を見ただけで歌うこともできる。もちろん、音楽を楽しめることも間違いない。
音楽を取り巻く世界もやはり日本なのだと感じさせる1冊だった。

暑くなったり寒くなったり(1998年5月12日)

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上着を着ていては暑くてたまらなかった先週の気候であったが、雨が降って肌寒い 天候に逆戻りの一日であった。
エルニーニョの影響か、寒暖の幅も大きいような気がする。こういう時は、 体調を崩しやすい。一人暮らしをしているし、体調には気を付けよう。

食欲旺盛(1998年5月13日)

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体調も良いのかお腹が空くのが早い。三食ともおいしくはいる。
あまり食べ過ぎるのは考え物だが、おいしく食べられるというのは良いことだ。 夕食は心持ち少な目にして体重増加を気にしたりして。。。。。一人分の 食事作りは量の加減が難しいのでね。
温野菜のメニューを増やして、満腹感とカロリーのバランスを取るのが 今の所うまく行っているような気がする。ただ、そろそろ新メニューを 考えないと、マンネリになってきたな。

新緑が深みを増したね(1998年5月14日)

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ついこの間は桜並木だった工場の道も、新緑というには深みのある緑になってきた。 神戸の職場に比べて、目にする緑が多いのは気持ちがいい。
毎日若葉の青を眺めながら20分の散歩(というには結構なペースで歩いているが)、 体調を維持しているのは、この通勤かもしれない。自転車通勤をいつ始めるかと 考えながらも、もう少し電車&散歩の通勤を続けてみようか。

金曜日の新幹線(1998年5月15日)

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自宅に帰るのに金曜日に新幹線に乗ることが多いが、夕方東京を出る時間帯の ひかりはかなり覚悟をして乗ることになる。
というのは、私と同じ境遇の人がかなり乗っているからである(と思っている)。
予想通り、名古屋に到着したひかりは満席である。まあ仕方ないと新大阪まで 立っているつもりで乗り込んだが、こだまと同様の各駅停車であったので、次の 岐阜羽島で坐ることができた。京都大阪まで行く人は、このタイプのひかりには 乗らないという読みが当たった訳だ。
これが西明石に停まるこだまに接続していれば嬉しいのだが、30分以上の乗り継ぎが あり、在来線で帰ることとした。もう少し便利にすれば新幹線の利用者が増えるのに と、JR西日本の株主としては少し腹立たしく思う。目安箱じゃないけど、意見箱に 投書でもしてみようか。

降ればどしゃ降り(1998年5月16日)

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今週は雨の日が多かったような記憶がある。例年の5月は、もう少し晴れているような 気がするが、エルニーニョの影響なのか、私の記憶違いなのか。
とにかく、午前中は降りそうでふらない空模様だったが、午後に降り始め、 買い物に出た夕方には、風も伴ったどしゃ降りとなった。ニュースでは、雨で 裏山が崩れ子供が二人生き埋めになったという。同じような子供を持った身としては、 人事には思えない。
雨も降ってもらわないと困るが、もう少し平均してくれんものか、って言っても無理な ことだが(^_^;;)。

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Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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