単身赴任日記(1998年7月19日〜25日)

演奏会直前の合宿 今度こそ梅雨明けかな 発声練習 直前パート練習 自民党総裁選挙のゆくえ おいでん祭り 明日は演奏会

演奏会直前の合宿(1998年7月19日)

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来週が演奏会本番という訳で、オケもまじえて最終段階の練習である。
オケに張り合って大きな声を出そうとはしないこと、これができれば 演奏は90%はうまく行ったといえるだろうか。
私も含めたテナーという集団がこれを実行するのは、不可能のような気が しないでもないが、今日の練習では、なかなかいいバランスだったように 思うぞ。
来週の演奏会が楽しみである。

今度こそ梅雨明けかな(1998年7月20日)

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会社へ出勤するときに、蝉時雨が聞こえるようになった。
ジージーと油蝉の声。子供の頃の夏休みの昼間を思い出させる。
すっかり梅雨明けかと思いきや、まだ梅雨明け宣言は出ていないらしい。
宣言はどうでもよいが、自然からは夏を感じられる今日このごろである。

発声練習(1998年7月21日)

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ここ何回かの練習で、全体の発声練習の指導(というよりは音頭取りなのだが)を している。
世の中の合唱団では色々な形で発声練習していると思うのだが、 ピアノで鳴らす「ドミソミドー」等の音階に合わせて、声を出していくのが 一般的な形なのではないだろうか。
実は、私はこういう形の発声練習があまり好きではない。
ペースが乱されるのである。
もちろん、ある程度声が出るようになってから、こういう風にするのは 全く問題がないのだが、最初から音程を、となるとかえって声が出なくなってしまう。

で、どういう発声練習をするかというと、最初は出しやすい音の高さで、 普通に声を出すのである。
この「普通に」というのが曲者で、結構難しいし、「普通に」やろうとして変に 力が入ってしまうのが、面白い所でもある。
経験でいうと、声をだそうと思わずに、あるがままに声を出すのが良さそうである。
ある程度声が出てくると、合唱団として、まわりの声を聞きながら、声を統一していく ような事をやってみる。
素直な声がきれいに混ざり合ってくると、声の持つパワーが感じられてくるから不思議である。
その後で、「普通の発声練習」に移行していくという段取りである。
私自身は、その方が楽に声が出てくるようになるのだが、これを読んでいる歌屋さんは どのような意見をお持ちだろうか。

直前パート練習(1998年7月22日)

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最後の悪あがきという訳ではないが、ソプラノの直前パート練習があり、 参加した。
これまでの練習の甲斐があってか、ほとんど歌えていると思う。
あとは、当日のコンディションと気持ち次第ではないかな。
実は、練習量の少ない、ベースの方が気になる今日このごろである。

自民党総裁選挙のゆくえ(1998年7月23日)

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参議院選挙の責任を取って辞任した橋本氏の後継者をめぐる自民党総裁選挙の 投票が、明日行われることになっている。
自民党員でも何でもない私であるが、日本の次期首相を実質選ぶものとして、 関心は強く持っているのである。
(私を含めて)世間での強い関心はどこ吹く風とばかりに、永田町の論理で 決まってしまいそうな様子を見ていると、自民党が参議院選挙で負けたのも 納得が行くような気がする。もう、自民党の時代も終わりだ、そう感じさせる。
予定通り、最大派閥のドン小渕氏が当選するのだろうが、それをきっかけにして 日本売りにならないことを祈るばかりである。

おいでん祭り(1998年7月24日)

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豊田では、今日から日曜日までおいでん祭が開かれる。
日曜日には盛大な花火大会が行われるそうである。
が、が、せっかくの花火も演奏会のために、見ることができないのは 残念な気もする。まあ、仕方がないのだが。。。。
演奏会前の体調を調えるために、早めに帰宅する。と、やたら騒がしく 音楽が鳴っている。
祭のイベントのひとつとして行われる踊りの音楽らしい。
やたらうるさいだけの音楽は、騒音というか、暴力のようでもある。
あの中で祭を楽しむ気には、まったくなれない。単に自分が歳を取った からだけではない物が、そこには感じられた。

騒ぐのも結構だし、騒がしいのも構わないが、デリカシーのない音の 洪水だけはやめて欲しいと思う。

テレビでは、自民党の総裁に小渕氏が大差で選ばれたというニュース。
野次馬的に、自民党から目が離せない今日このごろである。

明日は演奏会(1998年7月25日)

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いよいよ明日は演奏会である。自分自身にとっても1年ぶりくらいに なるだろうか。
不安な所がない訳ではないが、曲の仕上がりは全般的に良いような気がする。
それよりも、運営面の手落ちがないかが心配だったりする。慣れない役割と いうのは、そういうものなのだろうか。

午後からの会場でのゲネプロも順調に進んだ。
会場のしらかわホールは、とても響きの良いホールで、歌い手を助けてくれる。
あの響きを感じながら歌えれば、楽に演奏ができそうである。
さて、今日は早めに寝ようか。

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Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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