チーズ試食記録

2000年3月12日更新

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山羊のチーズ

セリーズ(Cerise) (1998.4.21)

ピンポン玉位の大きさでかわいい。匂いは強くなく、少し桜の香りがしている。 酸味もあまりなく、食べやすい。チェリーの軸が付いており、さくらんぼに見たてて いるところからの命名。

シェーブル・フレ(chevre frais)(1998.5.2)

名の通り山羊のフレッシュチーズである。生産後すぐ食べるべきなのに、 ちょっと食べるのが遅くなってしまった。 とにかくあっさりしている。クリームチーズをもっとあっさりした感じ。サラダに和えても美味。

ヴァランセ(Valencay) (1998.4.26)

てっぺんを切ったピラミッド状で、木炭粉がまぶしてある。 酸味があり山羊独特の匂いがある。辛口の白ワインによく合う。 少々粉っぽい食感があるため、好き嫌いがあるかも知れない。 匂いが嫌いという声をよく聞くが、私にはあまり気にならない。 匂いをかいだら、確かに臭いのだけれど。

白かびタイプ

カンボゾーラ(Cambozola) (1998.4.26)

これは一応はここに分類したが、内部に青カビがあり、ブルー・ブリーとも呼ばれる。 とてもあっさりしており、軽いワインはもちろんのこと、 吟醸酒やビールといっしょに食べてもおいしい。初心者でも安心して食べられるチーズである。 最初に食べたのはだいぶん前だが、ビールにも合うという文句にひかれて買った記憶がある。 私の妻は青カビの所が好きなのだが、その意見には私も同感だったりする(^_^)。

ブリー・ド・モー(Brie de Meaux)(1998.6.13)

モー地方のブリー。大概のチーズ店で手に入るポピュラーなチーズである。 何を買おうか悩んだときに良く買っているような気がする(^_^)。 食べやすいチーズなので、初心者にも薦めやすい。 パンとチーズだけでもよく、もちろんワインがあれば最高だ。辛めの白ワインで ぼうっとしながら食べるのが幸せなチーズだ。

オルトラン(l'ortolan) (2000.3.4)

金ぴかの紙の包装は、フランスのチーズという雰囲気はなかった。 オルトランという名前はメーカの登録商標のようで、WEBで探した限りどういうチーズか良くわからなかった。 食べた感じは、まさにカマンベールチーズであった。 少し熟成も浅めで、お気楽に食べるにはちょうど良かったといえよう。

青かびタイプ

ゴルゴンゾーラ(Gorgonzola) (1998.4.26)

イタリア代表、世界三大ブルーチーズのひとつ。みるからにブルーチーズ。 マイルドな「ドルチェ」とぴりっと辛い「ピカンテ」の二種類がある。 普通に売っているのは前者のような気がする。 赤ワインといっしょに食べるも良し、パスタにからめて食べるのも良し、色々な楽しみかたがある。 今回はもちろん、ミディアムボディの赤で賞味しました。 もっとしっかりした赤の方が良かったけど、財布が許しませんでした(^_^;;)。

フルム・ダンベール(Fourme d'Ambert) (1998.4.27)

牛乳から作られる、青カビタイプらしいチーズ。さほど辛くはないが、 かび臭さが苦手な人は駄目かもしれない。 中くらいの赤ワインで食べたが、貴腐ワインと合わせると最高らしい。 次回のパーティーで試してみようかな。

セミハードタイプ

モルビエ(Morbier) (1998.5.3)

表皮がなければプロセスチーズそっくりの色合い。真ん中に黒い縞がある。 黒い縞はすすで、虫除け用にふりかけていたそうだが、現在はただの飾りである。 味わいもくせがなく食べやすい。 もともとはコンテを作った残り物から作ったチーズらしい。味もコンテに似ている。 プロセスチーズが大丈夫な人なら普通に食べられると思うが、 枯れ草のような香りに戸惑う人がいるかもしれない。

トム・ド・サヴォア(Tomme de Savoir)(1998.5.6)

茶色の表皮についたカビを見ると遠慮したくなる人がいるかもしれないが、 淡白な味でビールの友にもなるかな。 脂肪分が少ないのであっさりとした味になるのかもしれない。初心者も楽しめるチーズと思うぞ。

ウオッシュタイプ

ルブロション(Reblochon) (1998.4.23)

牛乳から作られたチーズ。表面は少し乾いた鏡もちのような肌触り、中は柔らかい。 一口かじると、牛乳の甘い香りが口に広がる。 あっさりした食べごこちで、いくらでも食べられそう。 軽いワインが合うだろう。 お酒のおつまみはもちろんのこと、ちょっとしたおやつとしてもいいかもしれない。

ピエ・ダングロア(Pie d'Angloys) (1998.4.26)

牛乳から作られたクリーミーなチーズ。ウオッシュらしくないと言っていいほど食べやすい。 熟成されている筈なのに、口の中でミルクの香りがする。 軽い赤ワインとフランスパンがあれば、いくらでも食べられるかも。

エポワズ(Epoisses de Bourgogne)(1998.4.26)

これぞウオッシュタイプといった表面のつや、とろりとした内部。 ウオッシュ好きにはたまらない逸品といったところでしょうか。 しっかりした味なので、ワインも赤のしっかりしたのが合うと思うぞ。 フランスパンやクラッカーにつけて、ワインを飲む。幸せな時間が過ごせること請け合い。

カマンベール・カルバドス(Camembert au calvados) (1998.6.13)

カマンベールという名前にだまされて買ってしまって後悔する、 なんて人がいるかも知れないほど、ハードな匂いと味わいのチーズである。 見た目からぐっと来るので、間違える人もいないだろうが(^_^)。 雰囲気としては、チーズの漬物といった感じであろうか。 しっかりした料理とワインに合わせるのがいいだろう。

カマンベールをカルバドスというリンゴ酒で作ったブランデーにつけて熟成させるので、 シードル(リンゴ酒)で楽しむのもよろしいかと。 もっともシードルを飲んだことはないので、本当に合うのかは分からないけど(^_^;;)。

羊のチーズ

フルール・デュ・マキ(Fleur du Maquis) (1998.4.30)

フランス、コルス地方のチーズで、表面にセージ、こしょうなどのハーブ・スパイスがまぶしてある。 酸味があり、なんとなくシェーブルみたいなチーズである。 スパイスの味わいがマッチして、ビールにも合いそうである。

ペコリーノ・ロマノ(Pecorino Romano)(1998.4.26)

イタリアのチーズ。ピコリーノは羊のチーズの総称らしい。 見た目は、青カビのないロックフォールみたい。食べてみると非常に塩分が強い。 ぱくぱくと食べるというよりは、ちびちび食べる方が合う気がする。 取っ付きは悪いが、お酒といっしょに食べていると段々病み付きになる(^_^)。 私は日本酒でちびちびやるのが合うのではないかと思うのだが、どうだろうか。

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Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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