但馬のミニ名所1

帰省した折に、子供を連れて近場の名所に連れていく。 派手さはないが、故郷の良さを感じさせる、 そんな所を紹介して行こう。 このように書くと仰々しいけれど、 こんな所に連れていったという忘備録と考えてもらえばわかりやすいかな。 ちょっと気になった貴方、ぜひ訪れてみて下さい。

ちょっとココは違うぞ。 こういう良い所が書いていない。 そう思った方は、ぜひメールでお知らせ下さい。

名所1となっているから、続きがあるかもしれない(^_^)。



木の殿堂(1999.5.2)

木の殿堂のパンフ

木の殿堂って何?

森と記の文化を伝え、学び、体験する。
木立の中に、世界が見えかくれ。
日本最大のスギ集成材建造物。

〒667-1347 兵庫県美方郡村岡町和池951
Tel.(0796)96-1388, FAX(0796)96-1390





訪問メモ

数年(3年くらい?)前の全国植樹祭のときに作られた木の殿堂に行ってみることにした。 日も長くなったことだし17時までの1時間楽しめればいいか。 そう思って現地に向かったら、殿堂の入り口の看板には16:30までと書いてある。 これはやられたとがっかりしたが、入場の時間はそこまでということで、 実際には17時まで会場にいられるのだった。

入場料は無料ということで安心して中に入る。 ぐるぐる回りながら展示を見ることができる。 世界各国の木造建築物の模型が精巧に作ってある。 作った人たちは結構楽しんでいたのが想像できるぞ。

時間がなかったので足早に展示を見てまわる。 一番奥にある図書室には木材に関する豊富な本が置いてあるが、 それよりも色々な組木パズルに惹かれる物があった。 娘たちも思い思いにパズルを触っていた。 上の娘は、さすがに小学生ということで、 はめ絵パズルを完成させた。

閉館時間となり本館から外に出る。 展望台の方はオープンスペースなので、せっかくだからとそちらに回る。 但馬の山並みが見渡せて、なかなか良い眺めであった。

帰り際には殿堂前の広場でくつろぐ。 子供たちは走り回っていたが(^_^)。 今度来るときは、お弁当を持って、朝から来てもよいな。 そう思わせる、のんびりした空間であった。

写真集

木の殿堂の入り口看板にて 殿堂の入り口の所にある看板というか、名称表示の前で娘二人と。 木の殿堂前の空間が広場になっていて、思う存分遊びまわれるようになっている。 夕方ということもあるが、連休中であっても人はまばらで、 この辺が田舎の良さであろう。
木の殿堂外観2 木の殿堂 本館の外観。 杉の柱500本あまりが使用されている。 新しい建物ではあるが、外から見るとなかなか古臭い雰囲気で、 自然ともうまくマッチしているように思える。
木の殿堂外観1 殿堂にもう少し近づいて撮影。 建物の中央にある入り口から中に入ることができる。
組木に喜ぶ萌 展示室におかれている組木を見て喜ぶ萌。 自由に触ることができるので、小さな子供でもそれなりに楽しめるようになっている。
組木の展示 組木でできた雛飾り。 さすがにこちらは触られると大変なことになるからだろう、 ガラスの中に展示されていた。 工作教室でこういうのも作ることができるようだ。
パズルに挑戦 図書室には木でできたさまざまな立体パズルが置かれている。 子供向きの簡単なものから、大人がやっても大変なパズルまで、 時間を忘れて楽しむことができる。 今回は閉館間際ということで、ちょこっと触っただけだった。 次回は半日くらい楽しみたい。
展望台に登る徳 本館を出て展望台に登る。 ここからは、但馬の山並みが見渡せる。
展望台で記念撮影 山並みを背景に記念撮影。 右側の高い山が妙見山。
前の広場にて1 帰る前に、前の広場で遊ぶ。 大きい石に登って写真を撮れとせがむ娘たち。
前の広場にて2 こちらも前の広場にて。 飛鳥の石舞台ほど大きくないが、子供が遊ぶにはちょうど良い石の舞台。

木の殿堂の行き方

木の殿堂の地図

マイカーで
中国自動車道→福崎インター降りる→播但連絡道路→R312→和田山→R9 →八鹿→関宮→十石高原
舞鶴自動車道→春日インター降りる→R427→遠坂峠(トンネル)→和田山→以下同様
JRで
大阪・神戸より2時間半。JR山陰本線八鹿下車。駅より全但バスで40分。 村岡行き湯村温泉行きにて村岡下車。車で10分。



床瀬蕎麦(1999.5.3)

床瀬蕎麦の地図

床瀬ってどこ?

兵庫県の北部、日高町から竹野海岸に向かう途中の山の中にある。 少し前までは道路も細く「知る人ぞ知る」蕎麦処だったが、 道路の拡張工事がされてから、観光化したようである。

神戸・大阪からなら、中国自動車道・播但連絡道路を経て、国道312号線を北上し、 日高町内の「江原郵便局前」交差点を左折して神鍋方面に進む。 太田神鍋から竹野方面へ。峠を越えてしばらく行くと、蕎麦屋が4軒ある。 一番日高町寄りのお店が収容人数が多い。 私は3軒目の「谷間そば」の味が一番良いと思う。





訪問メモ

遅い昼飯を兼ねて久しぶりに床瀬の蕎麦を食べに行った。 道が奇麗になっていることは知っていたけれども、 蕎麦屋さんの付近が大きく変わってしまっていることに今回初めて気付いた。 細い川を渡った所にあった「谷間そば」は、今では新しい道に沿っているのだった。

到着したのは15:00頃で、さすがにもう客は少ないだろうと思っていた。 が、が、20人近いお客が列をなしているのには驚いてしまった。 道が良くなるとこんなにも観光化するのかと気付いた瞬間である。 初めてここで蕎麦を食べた10年ほど前は、 こんなところに食べにくるんだろうかと思ったし、 まして、こんな民家で本当に蕎麦が食べられるのかと疑わせる風情だった。

道路の威力はでかい

待つこと1時間弱。 ようやくお店の中に入れるも、蕎麦の用意ができないらしい。 仕方がなく、ヤマメを食べながら蕎麦を待つことにする。 まわりのお客もビールを飲んで待っているようだ。 前はビールを頼む客などいなかったのに。 この辺にも時代の変化を感じる。

さらに30分ほど経った頃、ようやく蕎麦の登場である。 打ち立てということもあるのだろうが、ここの蕎麦はやはり旨い。 但馬では出石蕎麦が有名だけれど、麺の旨さは床瀬の方が上だ。 だしの味はイマイチだけれど。 谷間そばも代替わりがあったようで、だしの味は良くなっている。 研究しているのかな。

蕎麦の仕上げは蕎麦湯。 しっかりした味で満足満足。 1時間待ってでも来た甲斐があった。

写真集

蕎麦屋さんの前で 「谷間そば」の前で。 後ろにみえる家は、親戚だったりするのだ(^_^)。
祖母と徳 蕎麦が出てくるのを待つ祖母(私の母)と徳。
蕎麦屋さんでの萌 萌もおとなしくお母さん座り(^_^)。

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