第31回豊岡高校音楽部リサイタル

updated on June 20th, 1999

プログラム

日時
1998年12月26日(土) 開場 12:30 開演 13:00
会場
豊岡市民会館
演奏曲目
  • 平成10年度コンクール曲「にじ」「生きる」
  • 創作ミュージカル
  • クリスマスソング、他

詳細な情報は1998年の活動記録をご覧ください。

リサイタルを聴いて

十数年ぶりに音楽部のリサイタルを聴きに行った。 会場は自分らの現役時代と同じ豊岡市民会館、当時と雰囲気はさほど違わない。 もっとも細かいところなど覚えているはずはないのだが……。

チケットを買って会場に入る。 OBだというと必要ないと言われたが、学生時代と違い日々の生活には困っていない、 最初からお金を払う積もりであった。値段を聞くと200円だという。 自分らの頃と変わっていない。びっくりした。

遅れていったので、会場に入ると既に第3ステージを演っている。 一年生が多いと聞いていたが、それを感じさせない豊かな声が会場に響き渡っていた。
十数年前とメンバーはもちろん、顧問の先生も替わっている筈なのに、 「あのころ」と同じ声の響きがしていたのが不思議な気がした。 それを伝統というのだろうか。 久しぶりに聞いた高校生の歌声は、若さのエネルギーを感じさせた。

第4ステージはOBとの合同ステージである。
せっかく来たのだからとステージまで歌いに上がる。 指揮は31期の足立氏。自分が現役の時のリサイタルでも彼の指揮だったなと、 時代が一瞬トリップする。 若々しい現役の声とちょっと熟成したOBの声が見事に混ざり合って、 素晴らしいハーモニーが会場に広がっていくのが感じられた。

第5ステージは創作ミュージカル。 前顧問の時代から続いているオリジナルステージである。
合唱で歌っている時とは違った、個人の魅力が感じられて面白いステージであった。 主な配役は1年生がしているらしい。なかなか個性派・行動派が多いように感じた。

小学生・中学生の賛助出演の後、最終の第7ステージとなる。
コンクールで歌い込んだ「生きる」は、 他の曲とは明らかに違う歌い込みが感じられる。 兵庫県のトップレベルを維持してることが実感できる、 素晴らしい演奏だった。

久しぶりに聴いた母校のリサイタル。懐かしさを感じるとともに、 応援しないといけないなとも感じるものだった。 次回もまた聴きに来よう、そう思いながら会場を後にした。

上村正継(34期)



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