明日の朝までうたっていたい♪(2004年3月14日〜3月20日)

買い物に出てみる 身体を慣らす とにかく座るのだ 今日も通院 駅までを歩くと 待ちくたびれた 譜面台を準備する



買い物に出てみる(2004年3月14日)

三角巾で左腕をつるし、右の小指を包帯で巻いて外に出てみることにする。 とにかく、明日は出勤するつもりだから、一種のリハビリのつもりなのだ。

左腕が固定されていると、やはり身体のバランスが崩れるようで、 歩きにくく感じる。 意識して歩かないと、隙間の感覚も健常時とはずいぶん違うようだ。 でも、1時間弱の買い物で、外出することには目処がついた気がする。 明日は午後から出社をしようではないか。

身体を慣らす(2004年3月15日)

朝一番に通院して、診察と包帯の交換である。 腫れはまだ引いていないようだ。 こんな状態で出勤しても良いのかねえ。 かといって、仕事は待ってくれないから、チョットずつでもしていかなくては。

両腕に包帯状態で、いかにも怪我人でございという格好で電車に乗る。 通勤時間帯でないから、座席にもしっかり座れるが…。 会社に着くと、「どうしたの?」のオンパレード。 説明に終始した一日であった。

定時後のTV会議を終えてすぐに帰宅モードとなる。 なんせ、介護生活の身だからね。 早く帰らないと風呂にも入れないのだ。

とにかく座るのだ(2004年3月16日)

これまでよりも30分早く家を出る。 駅まで約20分かけて歩き、各駅停車に乗って出勤するのだ。 会社までの所要時間の見当がつかないから、 とにかく早めの電車に乗らねば…。

駅に着くと、7:21発の各駅停車がやってくるタイミングだった。 それに乗ることにして、腕が楽に座れるようなはしっこを探して電車に乗り込む。 両手が不自由だから、本を読むこともできず、人間ウォッチングをするしかない。 約40分で会社最寄の駅に到着。 怪我をする前よりもずいぶん早く会社にたどり着いた。

座って通勤できるし、意外と時間もかからないし、 当分はこの電車に乗って通勤してみよう。 もうしばらくしたら、読書三昧の通勤ができそうである。

今日も通院(2004年3月17日)

ギプスをしたら当面は放っておくのだというイメージでいたのだが、 土曜、月曜、そして今日と一日おきの通院である。 掌までのギプスであったのが、親指が顔を出す程度に短くなった。 石膏で固めたものと違うので、状態の変化に応じて固定する場所を変えていくのだろう。

診察の内容は問診程度。 あとは包帯を変えるだけ。 固定している腕が重く肩こりがひどいため湿布を処方してもらう。

この湿布、気休め程度と思っていたが、肩の痛みが一気に消え去ったのには驚いた。 インターネットで効能を調べてみると、皮膚から直接に作用し、 痛み自体を取り除いてくれるものらしい。 もちろん、筋肉のこわばり自体を取り除くものではないので、 対処療法には違いないのだが。 頭痛もなくなったし、ずいぶん過ごしやすくなった。 同じような状態で肩こりがひどいならば、医者に処方してもらうに限る。 市販薬では効かないからね。

駅までを歩くと(2004年3月18日)

自宅から駅までの道のりは2キロ位だろうか。 20分強の時間をかけて歩いていたように思う。 今朝は、タイムトライアルのつもりで早歩きしてみた。 なんと、17分でたどり着いたのである。 その気になれば結構早く歩けるのだ。 左腕をつるした状態のバランスにも慣れてきたことだし。 朝7時に家を出れば、21分の電車には十分乗れる。

ちなみに今日は弟が出張で我が家に泊ることになっている。 怪我をしていることが実家方面にばれてしまう訳である。 まあ、泊めてやったことだし一応口止めをしておいた。 実家に帰省するのは治ってからにしかならないから、 しゃべらない限りばれないでしょう。

待ちくたびれた(2004年3月19日)

午前中はどうしてもはずせない用事があったので、早めに帰宅しての通院とした。 診察券を窓口に出して、待てども待てども呼ばれない。 本を読んでいたので気にしなかったのだが、ふと1時間が経過していることに気がついた。 さすがに遅いということで聞いてみると、 受け付けたつもりで処理が途中になっていたという。 道理で遅いと思った。

週末で明日が休みだから、少々遅くても許せんわけではないが、 普段の日ならば怒鳴り込んでいるかも。 10分以上待たせることはナイトのことだから、 今度からは早めに問い合わせることにしよう。

譜面台を準備する(2004年3月20日)

あさってのKOVOX出演と普段の練習に備えて、譜面台を元町のYAMAHAに買いにいく。 ひとりで練習に出かけるのは危ないかもしれないからと、二人の娘が護衛についている。

購入したものはアルミ製の軽いタイプ。 怪我をした体で持ち運ぶことを考えると、少しでも楽なほうが良いからだ。 しかし、6000円はチョット高いかもね。

三角巾姿であらわれた私の姿を見て、はもーるのメンバーもびっくりしていた。 驚かしてすまぬ。 練習後の食事も、直るまでお預けだね。



Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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