買い物に出てみる 身体を慣らす とにかく座るのだ 今日も通院 駅までを歩くと 待ちくたびれた 譜面台を準備する
三角巾で左腕をつるし、右の小指を包帯で巻いて外に出てみることにする。 とにかく、明日は出勤するつもりだから、一種のリハビリのつもりなのだ。
左腕が固定されていると、やはり身体のバランスが崩れるようで、 歩きにくく感じる。 意識して歩かないと、隙間の感覚も健常時とはずいぶん違うようだ。 でも、1時間弱の買い物で、外出することには目処がついた気がする。 明日は午後から出社をしようではないか。
朝一番に通院して、診察と包帯の交換である。 腫れはまだ引いていないようだ。 こんな状態で出勤しても良いのかねえ。 かといって、仕事は待ってくれないから、チョットずつでもしていかなくては。
両腕に包帯状態で、いかにも怪我人でございという格好で電車に乗る。 通勤時間帯でないから、座席にもしっかり座れるが…。 会社に着くと、「どうしたの?」のオンパレード。 説明に終始した一日であった。
定時後のTV会議を終えてすぐに帰宅モードとなる。 なんせ、介護生活の身だからね。 早く帰らないと風呂にも入れないのだ。
これまでよりも30分早く家を出る。 駅まで約20分かけて歩き、各駅停車に乗って出勤するのだ。 会社までの所要時間の見当がつかないから、 とにかく早めの電車に乗らねば…。
駅に着くと、7:21発の各駅停車がやってくるタイミングだった。 それに乗ることにして、腕が楽に座れるようなはしっこを探して電車に乗り込む。 両手が不自由だから、本を読むこともできず、人間ウォッチングをするしかない。 約40分で会社最寄の駅に到着。 怪我をする前よりもずいぶん早く会社にたどり着いた。
座って通勤できるし、意外と時間もかからないし、 当分はこの電車に乗って通勤してみよう。 もうしばらくしたら、読書三昧の通勤ができそうである。
ギプスをしたら当面は放っておくのだというイメージでいたのだが、 土曜、月曜、そして今日と一日おきの通院である。 掌までのギプスであったのが、親指が顔を出す程度に短くなった。 石膏で固めたものと違うので、状態の変化に応じて固定する場所を変えていくのだろう。
診察の内容は問診程度。 あとは包帯を変えるだけ。 固定している腕が重く肩こりがひどいため湿布を処方してもらう。
この湿布、気休め程度と思っていたが、肩の痛みが一気に消え去ったのには驚いた。 インターネットで効能を調べてみると、皮膚から直接に作用し、 痛み自体を取り除いてくれるものらしい。 もちろん、筋肉のこわばり自体を取り除くものではないので、 対処療法には違いないのだが。 頭痛もなくなったし、ずいぶん過ごしやすくなった。 同じような状態で肩こりがひどいならば、医者に処方してもらうに限る。 市販薬では効かないからね。
自宅から駅までの道のりは2キロ位だろうか。 20分強の時間をかけて歩いていたように思う。 今朝は、タイムトライアルのつもりで早歩きしてみた。 なんと、17分でたどり着いたのである。 その気になれば結構早く歩けるのだ。 左腕をつるした状態のバランスにも慣れてきたことだし。 朝7時に家を出れば、21分の電車には十分乗れる。
ちなみに今日は弟が出張で我が家に泊ることになっている。 怪我をしていることが実家方面にばれてしまう訳である。 まあ、泊めてやったことだし一応口止めをしておいた。 実家に帰省するのは治ってからにしかならないから、 しゃべらない限りばれないでしょう。
午前中はどうしてもはずせない用事があったので、早めに帰宅しての通院とした。 診察券を窓口に出して、待てども待てども呼ばれない。 本を読んでいたので気にしなかったのだが、ふと1時間が経過していることに気がついた。 さすがに遅いということで聞いてみると、 受け付けたつもりで処理が途中になっていたという。 道理で遅いと思った。
週末で明日が休みだから、少々遅くても許せんわけではないが、 普段の日ならば怒鳴り込んでいるかも。 10分以上待たせることはナイトのことだから、 今度からは早めに問い合わせることにしよう。
あさってのKOVOX出演と普段の練習に備えて、譜面台を元町のYAMAHAに買いにいく。 ひとりで練習に出かけるのは危ないかもしれないからと、二人の娘が護衛についている。
購入したものはアルミ製の軽いタイプ。 怪我をした体で持ち運ぶことを考えると、少しでも楽なほうが良いからだ。 しかし、6000円はチョット高いかもね。
三角巾姿であらわれた私の姿を見て、はもーるのメンバーもびっくりしていた。 驚かしてすまぬ。 練習後の食事も、直るまでお預けだね。