明日の朝までうたっていたい♪(2004年3月7日〜3月13日)

まるで山陰のよう のどが痛い 万難を排して 法政アカデミーjointコンサート 闇夜のカラス 全治一ヶ月 練習はお休み



まるで山陰のよう(2004年3月7日)

先週は暖かかったのに、一転して冬に逆戻りの気候である。 雲は重く垂れ込めて、真冬の山陰海岸を思わせる空模様である。

今月の第3日曜はKOVOX当日ということで、臨時のLa・Lu・La練習である。 テナーはひとりきりになるのは大変ということで、S氏の知り合いがひとり助っ人に入る。 やわらかい声の持ち主て、私よりも良い声である。 気楽に歌えばよくなって、少し安心する。

ガストルディは何とかなるものの、ピッツェッティのテナーはやはり大変だ。 実声とファルセットの境でピアノで出さないといけないのが大変なのだ。 おまけにブレスを取るタイミングもない。 二人で大体この辺でブレスをするかというのも決まってきたようだ。 あとは当日の練習で行けるだろう。

のどが痛い(2004年3月8日)

水曜日にステージがあるというのに、のどが痛い。 風邪か? 急に冬に逆戻りしたので、体調に変調をきたしたらしい。

体調が今一歩だというのに出張に出なくてはいけない。 調子の悪いのどにとっては人込みはよろしくない。 まあ、新幹線の中で楽譜をさらえるのは便利ではあるが…。

比較的早く帰宅できたので、早めに眠りにつく。 声には睡眠が一番なのだ。

万難を排して(2004年3月9日)

明日の休暇のために、目一杯仕事をする。 木曜日は出張も予定されているから、その分も考えてこなしておかないといけないのだ。 ずいぶん前から宣言してあったので、割り込みの仕事も今日はないようだ。

出張の資料については自分らが作るもの以外がネックとなる。 予定の時間までに上げてきてくれないので、そのフォローで午後を費やしたといっても過言ではない。 明日休暇をとるためには、是が非でも今日中に完了させなくては。

資料が完了したのは、終電には少しは時間があるが、 決して早い時間ではなかった。 やっぱり、ぎりぎりにならないとできないんだなあ。 修正があれば、あとはメンバーに任せてしまおう。 木曜日当日にどうなっているか、ハラハラの出張にはならないはずだ。 たぶん。

法政アカデミーjointコンサート(2004年3月10日)

いよいよコンサート当日となった。 暗譜もできているし、今日は一日コンサート三昧である。 全体集合は午後なので、午前中はゆったりと過ごす。

コンサートの雰囲気を前取りすべく、 予定時間よりも早めに会場に出かける。 ホールに入ると、法政のステージ練習が行われていた。 阪大混声以外の学生合唱団のコンサートは、昨今はほとんど聞いていない。 荒削りではあるが若々しさを感じる声がホールに響いていた。 やや声が伸びていないのは、リハーサルだからであろう。

16時から、はもーるのメンバも交えて、合同曲のリハーサルが始まる。 平日だというのに、リハーサル時間からそこそこのメンバが集まっている。 物好きは私だけではないのだ(^_^;)。 まずは全体の立ち位置の確認から。 初めて全体が顔を合わせるというのもあって、これに結構の時間をかける。 ポジションが定まって、いよいよ平田、浅井、久邇先生の登場である。 リハーサルのしょっぱなから、いきなり熱い音が鳴る。 それにしても、久邇先生のピアノは良い音が鳴る。 合唱ピアニストとして日本一といっても差し支えないであろう。 ちょっとした音にも音楽があるのだ。 久邇先生のピアノに酔いしれながら、リハーサルはあっという間に終わった。 本番が大変楽しみである。

演奏会が開演した頃に、舞台裏でははもーるのリハーサルが始まっていた。 新幹線を使って駆けつけたメンバも合流し、1時間足らずの練習である。 昨年取り上げた曲もあって、短時間でそこそこの仕上がりになったと思うぞ。

ちょっとしたアクシデントはあったものの、演奏自体はまずまず納得のいくものだった。 全5ステージのうちの唯一の外国語の曲というのもあり、 好評を得た演奏だったようだ。 平田先生も熱演であった。

合同ステージは、大変気持ちよく歌えた。 二人の指揮と最高のピアニストとの競演は、印象深いものであった。

終演後のロビーコールでは、法政の若さがほとばしっていた。 打ち上げも、大変楽しかったといっておこう。

闇夜のカラス(2004年3月11日)

出張からの帰り道、新幹線の高架沿いの道を自転車で走る。 前方の暗闇に何か気配を感じた。 歩いている人がいると気づいたときには既に遅かった。 避けるのが精一杯で、おまけにブレーキがあまり効かなかったので、 自転車で思いっきり転んでしまったのだ。

右手の小指は、どこかに打ち付けたのかしびれるように痛い。 自転車自体は壊れていないようだ。 ひざも少し打ったのだろうか。 左手は普通に動くようだ。 歩いていた人には軽く接触したようだが、特に何事もなかったようだ。

気を取り直して、自宅へと向かった。 あごがひりひりするので触ってみると、血が出ているようだ。 どこかにぶつけたのだ。

帰宅して傷には薬を塗って風呂に入る。 特に目立つ外傷はなかったので安心したのだが…。

1時間くらい経つと、左腕がだるくなってきた。 どこか強く打ち付けて、筋が違ったのだろうか。 三角巾で吊り下げておく。

眠るときに異常に気づいたのだ。 仰向けに眠ろうとすると、左腕が痛いような、だるいような。 どうしても仰向けになれないので、 マッサージチェアの上で寝ることにした。 明日は医者に行こう。

それにしても、暗闇を黒い服を着て、車道の真ん中を歩かないで欲しいね。 見えないじゃないか。 ぶつかられても仕方がないぞ。 (自分がスピードを出していたことは棚に上げておく)

全治一ヶ月(2004年3月12日)

朝一番で近所の整形外科に行く。 まずはレントゲンを左腕と右手と頭と。 あごを打っていたので念のために頭を打っていないかを確かめるらしい。

筋を違った程度との自己判断に相違して、処置室では左腕をギプスでしっかりと固定されてしまった。 左の小指も添え木と包帯で同様である。 左の橈骨のひじとのつなぎ目辺りにひびが入っていて、 右小指も甲側にある第1関節の先の筋が剥離しかけという。 一気に両手が使えない怪我人と早変わりである。

ギプスが取れるまでは4-5週間とのこと。 当分はまともに仕事ができないようだ。

練習はお休み(2004年3月13日)

練習に行く気は満々であったが、この格好ではどうしようもないと家族に止められ、 練習を休むことにした。 客観的に考えれば、無理というのはわかるのだ(^_^;)。 来週のKOVOXには何としても出演すべく、おとなしくすることにしたのだ(^_^;)(^_^;)。



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