単身赴任日記(1998年5月3日〜9日)

自転車の練習 海から明石大橋を見る 連休も今日まで 八角弁当 部屋の物音 洗剤をどのくらい使ってますか? 委嘱作品の練習

自転車の練習(1998年5月3日)

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練習といっても上の娘の話、補助輪を取ってみた。私も幼稚園のときに補助輪を取って乗れるように なったのだが、あまり苦労した記憶はない。練習してその日か次の日になしで乗れるようになった気がする。
で、娘の場合。昨日から練習を始めた。
後ろを持って走らせてはみるが、安定して走れない。そのうち恐いと言い始める。 私がやった方法で練習させるがどうもピンとこない様子。とにかく体に覚えさせようと何度か乗っているうちに、 少しはバランスがわかってきたか。ここまでが昨日の話。
今日も練習するというので、幼稚園まで行って練習をする。
昨日と同じことをしたが、なんとなく上達している。自転車が傾く方向に曲がるというのがわかってきた模様。
少しスピードをつけて走ってみると安定してきたようだ。ただ、その分恐怖感が出てきたらしく、「恐い」を連発する。
後ろを持っているほうが疲れてきて、1時間程度で練習は終了。一人で乗れるまでには、あと数日かかるかな。

海から明石大橋を見る(1998年5月4日)

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先日は実際に渡ってみた明石海峡大橋だが、今日は観光船で海から眺めてきた。
船は神戸ハーバーランドのモザイク横から出発する。神戸港から和田岬、須磨沖を経て大橋手前まで達し、 戻ってくるコースである。所用時間は1時間45分。
船の中で食事もでき、ケーキバイキングが1800円だったか。昼飯時だったので、 2000円のカツヒレサンドセットを予約しておいた。もちろん生ビールも飲む(^_^)。 3000円くらいで中華のバイキングもあったか。
カツヒレサンドは見た瞬間はたったこれだけ?と思ったのだが、結構お腹がいっぱいになる。 これ以上だとつらかったかもしれない(^_^;;)。
娘にはケーキバイキング(子供用は半額なの)。これはなかなかいけます。ケーキとフルーツが 食べ放題。大人の我々もちょっとお相伴(ほんとはだめだけど)。おいしいケーキだった。
食事が終わった頃に明石海峡大橋のところに一番近づくというタイミング。うまく 考えてある。
甲板で記念撮影をして、船室に戻ると、バイオリンとピアノの生演奏が始まった。 有名な曲の演奏でそこそこうまい演奏だったか。FCLAの人たちなら勝手にセッションに割り込む かも知れぬ。
5曲程度演奏するともう、神戸の港はすぐそこ。あっという間の2時間弱だった。

連休も今日まで(1998年5月5日)

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たくさんあったはずの休みも今日でおしまい。明日からは普段通りの仕事の日々となる。
毎日出歩いていたせいか、生活のペースはあまり崩れていない。が、疲れきっているかも しれない(^_^;;)。今週中はリハビリかな。

八角弁当(1998年5月6日)

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今日は神戸の本社に出勤して、夕方赴任先へと移動した。
移動の際の楽しみはやはり駅弁であろう。最近は窓の開かない特急列車ばかりなので、 地方の駅の駅弁というのは減ってきているらしいが、新幹線の駅には多くの種類の 駅弁が売られている。
新大阪駅では「八角弁当」がうまいと思う。いわゆる幕の内なのだが、味付けも 薄味で大阪の味である。素材の味が感じられるのが、何よりも嬉しい。
八角弁当とビールで満足な夕食となった。

部屋の物音(1998年5月7日)

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4月に入ってから、上の部屋に新しい住人が入った。まだ出会ったことはないが、 何か騒がしい人物のようである。今までこういう所に住んだことはないのだろうか、 遅い時間まで下にまで物音を響かせている。
普通に生活していたらそんな振動はないだろうと思うのだが、ドタドタとにかく うるさい奴である。
4月の中旬には23時過ぎまで友人と宴会で騒いでいた。こちらも先日宴会をやったので ひょっとしたらうるさかったかも知れないが、その後もバタバタ物音を立てているの である。
学生ではないかと踏んでいるが、実際はどんな奴であろうか。一度どんな奴だか 顔を見てやりたい。あんまりうるさいようなら文句も言ってやろうか。 言うのも面倒ではあるのだが、まあもう少し様子を見よう。

洗剤をどのくらい使ってますか?(1998年5月8日)

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先日のパーティーの後片付けを参加してくれた女の子が手伝ってくれた。 その時気づいたことがあったので、少し書いてみよう。
食器を洗ってもらったのだが、あとで自分が普段の片づけをするときにふと見ると、 洗剤が大きく減っているのである。単身赴任を始めてから5ヶ月かけて私が 使用した分量以上がその日に消費されていたのであった。
だいたい、私は食器洗いに洗剤を使わない、というか使うのが嫌いで、よほどの 事がない限りお湯で洗い流す。かなりしつこい油汚れでも、お湯を使えば落とせる ものだという事は経験上分かっている。環境にも洗剤はよろしくないということも あって使わないのである。
確かに洗剤を使わないと油がべたべたと手に付いたように感じて気持ち悪いこと はあるだろうが、実は油が手に付いているだけで、汚れ自体は食器から落ちている ことが多いのである。
まあ決して彼女らを非難するつもりはなくて、つい何気なく普段やっていることも 環境に優しくないし、私自身もそういうことをよくしているような気がする。 気をつけないといけないと思う。
食器洗いのことで母親が言っていたことで便利なことを最後に書いておこうか。
油汚れはそれに直接に水(お湯)をかけるのではなく、まず裏側にかけておいてから そのあとに油の所にかけるとよいということ。洗剤を使わなくても、不思議と油汚 れの落ちが良くなるのである。私も実践しているが、最初に油の部分に水をかける よりもベタベタした感じがしないことである。試してみてはいかがかな。

委嘱作品の練習(1998年5月9日)

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今日と明日と合唱部の合宿である。
7月26日の演奏会に向けての練習を行うのだが、委嘱作品の初演をすることになっている ので、その作曲家の方が合宿に来て下さるのだ。いままでそういう初演などという機会が なかったので、結構新鮮な気分で練習に臨んでいる。
普通の曲の場合は既に出版されていて、いうならば完全な受け手という形での曲への 関わりになるのだが(乱暴な言い方だが、ここはそう言っておこう)、委嘱初演という ことになると、作品の誕生に立ち会うという訳で、子育てと合い通じるところが あるような気がする。真っ白な作品のキャンバスにオリジナルのカラーをつけていく。 参考にするカラーがないのでどうやったらいいか惑う所もあるが、逆に好きな色に 染めていく楽しみもある。
どんな色に染まっていくかこれからの精進次第だが、自分自身で納得の行くように なったらいいなと思っている。

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Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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