明日の朝までうたっていたい♪(2002年10月27日〜11月2日)

全国コンクール・中学校の部 書類の整理 まだ疲れが… 日本シリーズはあっけなく終わる 手袋が必要だな フリーエージェント CD量産完了



全国コンクール・中学校の部(2002年10月27日)

昨日の疲れを残したまま、同じ時間に会場に向かう。 昨日の反省をもとに、今日はより気持ちよく歌ってもらえるように頑張ろうではないか。 各団体の確認のためのアンチョコを準備しておく。 ひと目で進行と準備内容がわかるようにしておくと楽だものね。

舞台裏のことは置いといて、各団体の感想を今日も書いておこう。 どこの演奏も素晴らしかったが、舞台袖で聞いた印象ということで。 会場で聞いたのとは、きっと違うのでしょうね。 全団体のことを覚えているかな。

小平第五中学。銅賞。 朝一番なのに、声はよく鳴っている。 やや硬い声なのは気になるのだが。 明るい発声だから、よく鳴っているのかもしれない。 時々生声なのが、減点になるかな。

熊本大学教育学部付属中学。銅賞。 頑張りッシモのせいで音がフラットする。 2曲目のアカペラのほうが伸びやかな表現ができている。 どちらもアカペラだったほうが良かった?

東園中学。銀賞。 ガナリぎみの演奏。 もっとリラックスした雰囲気にならないのか。 ソプラノの高いところは苦しいね。

桜町中学。銀賞。 平べったい声でべったりとした表現である。 同じ曲を歌った小平のほうが、私としては好きなのだが。

須賀川第一中学。金賞。 明るい声で軽快に表現している。 高校生レベルの選曲をさらっと歌いこなしているのはすごい。

鶴岡第一中学。銅賞。 ハーモニーは悪くないが、声が浅い。 ポリフォニーに聞こえないのは、生徒のレベルと曲が合っていないのでは?

豊春中学。銅賞。 明るく気持のよいハーモニー。 ちょっと音が低いのが残念だな。

山鹿中学。銀賞。 やや幼く感じる声。 中学生らしいはつらつとした演奏は好感が持てる。

手稲東中学。金賞。神戸市長賞。 明るく柔らかい声が会場を満たしていた。 何と言っても、暖かい音楽がそこに流れていたのがよい。 個人的には一押しである。

出雲第三中学。金賞。文部科学大臣賞。 大人の雰囲気さえ漂わせ、高校生が歌う選曲をさらっとこなしている。 最近の中学生は、これくらいすごい演奏をするんだね。

信州大学付属長野中学。金賞。神戸市教育委員会賞。 乾いた感じの声で、言葉のニュアンスも足りない。 難しい曲を難しく聞かせるだけでは魅力に欠けるかも。

三木中学。銀賞。 言葉の表現が平たい。 特に男声に顕著な気がする。

綾南中学。銅賞。 声が生で出てしまい、音が上って聞こえる。

灘中学。銅賞。 関西大会でもそう感じたのだが、声の出が悪い。 アンサンブルもまとまってない気がする。

横浜国大付属鎌倉中学。銀賞。 発声的には色々ありそうだが、音楽の作りは良くできている。

布水中学。銅賞。 平べったく浅い声。 音楽が流れない。

武庫川女子大学付属中学。銀賞。 高音のところで乱れがあるのが惜しい。 アンサンブルは素晴らしい。

長峰中学。銀賞。 澄んだ歌声が会場に響き渡るようで、曲の持つ世界を把握して歌っているのがわかる。 中学生がここまで表現できるのかと、驚きとともに聞いていた。 関西大会よりも一層素晴らしい演奏だった。 なぜ金賞でないのかが、個人的に疑問だ。

須賀川第二中学。金賞。 柔らかい響き。 言葉が上滑りに聞こえるのが惜しいと思う。 もちろん、金賞の演奏を疑うものではないよ。

大妻中野中学。銅賞。 整っているが、味も素っ気もない印象。 言葉も無理やり強調して歌っているように聞こえ、 リズムやイントネーションが伝わってこない。

白金南中学。金賞。 コントロールが行き届き、計算されて演奏されているのがわかる。 ただ、潤いが感じられないのだ。 長峰とまったく同じ選曲だが、そちらのほうにより魅力を感じたのは確か。

三重大学教育学部付属中学。銅賞。 発声が重く、暗く感じる。 声に引きずられて、音楽も同じように感じられた。

三国中学。銀賞。 ちょっと恐いような声。響きも低く感じる。 この曲の雰囲気って、そんなので良いのかなあ。

長町中学。銀賞。 曲は面白いはずなのに、聞き手にそれが伝わってこない気がする。

清泉女学院中学。銀賞。 声ががさがさした雰囲気。 ただ難しい曲をやっているに過ぎないという感じ。

城南中学。金賞。神戸市長賞。 悪くはないが、全体的な曲のうねりを表現しても良いのではないだろうか。

出雲第一中学。金賞。文部科学大臣賞。 声の色合いを含めて、音楽を表現しきっている。 構成感も歌い手に共有されているのが感じられる。 もう少し、vividな感じが出せるとより素晴らしい。 ここまでいくと、中学生に要求するレベルではないのかも。

安田女子中学。銀賞。 ハスキーというのが第一印象。 表現が平板でもある。

白山中学。銀賞。 明るい声で、音楽の流れがうまく表現されている。 曲の持つ雰囲気をうまく捉えているのではないか。

秩父第二中学。金賞。神戸市教育長賞。 ただ演奏するだけでなく、曲を自分たちのものとして消化し、 自分たちの世界に再構成して表現できているのが素晴らしい。

大淀中学。金賞。 出始めがかすれたような声だったのが気になった。 だんだん気にならなくなったのだけれど。 音楽の流れは、声の傷を感じさせないほどに素晴らしかった。

土佐女子中学。銅賞。 難しい曲を歌っていますという感じで、音楽が流れない。 歌っている生徒は楽しく歌っているのかなあ。

久米田中学。銀賞。 生徒の指揮で音楽が流れているのは立派。 というか、歌い手も一体となって、 自分たちの音楽を表現しきっている感じがした。 ただ、全体的に単調な表現になっているのがもったいない。 舞台袖で指揮の西野さんとお話することができたが、 しっかりした感じの生徒さんだった。 「関西大会では素敵だったよ」 と声をかけたら、とても素敵な笑顔を見せてくれた。 かわいかった。 むむむ、しっかりオヤジモードの私である。

会津若松第二中学。金賞。 全体的には素晴らしい演奏だった。 ところどころ「ふっと」緊張感が抜けてしまう気がしたのだが、 この辺が課題なんだろう。

枝幸中学。金賞。 丹精で美しい演奏である。 さらに表情が良い。 こんなに深い表現ができるのかと驚くばかりである。

井斧中学。銅賞。 硬い声でそんなに頑張らなくても、と思ってしまった。 19人と少ないので、つい頑張ってしまったのだろうか。 会場の響きをもっと生かした演奏をしたほうが良いのではないか。 全国に出てくるだけの実力があるのだから、 おおらかな表現をしたほうが一層素晴らしい演奏になるのではないかな。

大井中学。銀賞。 うまく歌っているが、あと一歩の表現ができていない気がする。 歌い手に共感がないのかもしれないね。

本城中学。銀賞。 アンサンブルは悪くないが、発声が暗いのが気になる。 声が良くなれば、もっと表現力が生かせるような気がするな。

最後の団体の出を確認して、無事に二日間のステージ進行を終えられたことに感謝した。 もし、出場関係者の方で何かお気づきの点がありましたら、 メールをいただけたら幸いです。

書類の整理(2002年10月28日)

二日間の疲れを取るために、今日はしっかり休暇をとっている。 この判断は正しかったであろうことは想像に難くない。 今朝はつらかったものね。

のんびりと午前中を過ごし、お昼頃から各種書類の整理を始めた。 のんびり過ごすのが罪悪に感じるのは、貧乏性のゆえんか。

ここしばらく忙しく生活していたら、結構、郵便物などの書類が溜まっているわけで、 整理をしているうちに気がついたら夕方になっていた。 ああ、もったいない時間の使い方…。 やっぱり貧乏性な私(^_^;)。

まだ疲れが…(2002年10月29日)

一日の休息では疲れが取れない。 かといって、そんなに休めるわけもなく。 ほんま年取りましたわ。

日本シリーズはあっけなく終わる(2002年10月30日)

先週の土曜日に始まった、西武−巨人の日本シリーズは、巨人の4連勝であっけなく終わってしまった。 巨人2連勝のあと西武が盛り返すかとも思っていただけに、 あまりのあっけなさに経済効果半減というところだ。

サッカーJリーグでは、昨年の勝者が必ずしも常勝というわけではない。 弱いチームもオフには戦力増強をして、次のシーズンでは上位に踊り出てくる。 1部リーグと2部リーグの入れ替えもあり、 常に勝つことを目指しており、見る側からも魅力的なプロスポーツとして成長してきている。

別にプロスポーツがどうなっても個人的にはどうでもよいのだが、 プロ野球の現状が現在の弱い経済状況とオーバラップして、 ついそんなことを感じてしまうのだ。 日本の経済運営も、サッカーみたいに勝つための監督(首相)を外国から雇わないといけないかもね。

手袋が必要だな(2002年10月31日)

駆け足で秋が駆け抜け、朝晩は冬の様相である。 もう手袋がないと、朝の通勤はつらい。 という訳で、今日から手袋の出動である。

11月にもならないうちに手袋なんて、今年の冬はどうなるんだろう。 これも異常気象かな。

フリーエージェント(2002年11月1日)

巨人の松井選手がフリーエージェントの宣言をして大リーグに挑戦するとのニュースを聞いた。 イチロー選手があれだけ活躍しているのだから、オレもやってやると思うのは当然であろう。 日本のプロ野球を代表する選手だから、ぜひアメリカの地で活躍して欲しいものだと思う。

それにしても、日本のプロ野球って魅力がなくなったような気がする。 個性的な魅力のある選手がいないってのが大本なんだろう。 巨人のみが強くて、早々に優勝が決まってしまうのが悪の元凶かも。

CD量産完了(2002年11月2日)

今年のコンサートのCDをようやく全数作成できた。 書き込み速度は速くなったとはいえ、手間がかかるってのは変わりがない。 今日の練習でほぼ配布完了できたかな。

全国大会への練習は充実。 関西前のような気の抜けた感じがないのが嬉しい。 上位入賞するのも嬉しいものだが、音楽を深めていく練習ができるのがもっと嬉しいのだ。



Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
E-mail(Home): webmaster@agesan.jp