明日の朝までうたっていたい♪(2004年8月8日〜8月14日)

台湾へ 台湾の交通事情 茶器を買う 帰国とワールドユースクワイア 茶器を使う お墓参り経由明石 夏合宿初日



台湾へ(2004年8月8日)

夕方のフライトなので、台湾への出張準備は朝起きてから始めるのである。 この5月に外国に行っているので、ある程度は特別の準備をしなくても良いのと、 すぐ近くのアジア圏だというので、なめてかかっているのかもしれない。 まあ、ビジネストリップなので何事も起こらないに違いない(^_^;)。

ある程度荷物を準備してみる。 リュックで行くにはちょっと荷物が多いか? いっさということで、キャビンサイズの旅行ケースを買いに行ったりする。 いやはや、泥縄とはこのことを言うのか。 着替えとリュックを詰め込むとぴったりの荷物。 帰りの土産物は…。 あ、ビジネストリップなのだ(^_^;)。

レンタルの携帯電話を受け取る手番も必要なので、 チョット早いが14時ごろ空港へ向かった。 三宮バスターミナル15:15発の空港バスに乗り継いで16:20頃関空に到着。 思ったよりも早く着いてしまった。

携帯電話も無事に入手し、チェックイン前に台湾ドルに両替しようとうろつくが、 出国手続きのあとの3階にある三井住友銀行でないとできないらしい。 後回しにしよう。 搭乗予定のNW69便は定刻よりも10分繰り上げで出発。 早めに来て良かったかも。 結局のところ、ノースウエストの搭乗手続きがやや遅れ気味で始まったので、 ゆっくり来たほうが正解だったかな。

5月の時のようにトラブルもなく(^_^;)、 さらっと手続きを終えて出国ゲートへ進む。 仕事道具は結構怪しいものが詰まっているのだが、 まったくチェックを受ける気配がない。 アメリカの航空会社もよそに行くときは甘めなのかな。 いやいや、飛行機搭乗のところでボディチェックしてたから、 たまたまなんだろうね。

2時間半のフライトはあっという間に終わって、 台湾に入国する。 入国審査は何にもなし。 日本のパスポートの威力は健在のようだ。 空港からホテルまでの風景は、大阪とそう変わり映えはしない。 漢字で書いてあると意味もだいたい判る。 漢字の威力を感じてしまった。

明日はさっさと仕事を終えて、何かうまいものを食いに行きたいね。

台湾の交通事情(2004年8月9日)

台湾の運転は荒っぽいということを来る前に聞いていたが、 割り込みあり、頻繁な車線変更あり、これで事故がおきないのが不思議なほどの運転である。 地元の人間は慣れているのだろうが、こちらにとってはヒヤヒヤものである。 ただ、動作自体はスムーズな訳で、かろうじて安心できるというものだ。

仕事のほうは順調に進み、 対応もお客様待遇という雰囲気で、居心地の良いものだった。 予定以上に早く終わりそうだったからか、エキストラの仕事もしたりして、 感謝されてしまった。 すっかり台湾びいきになった私である。

夕食はホテルの人に教えてもらった近くの台湾料理店に行く。 カエルとアサリと春巻きとスープ。 ビール3本にご飯で一人2000円程度だったかな。 おなか一杯になったし、うまかった。

夜はホテルからインターネット接続し、 メールの処理をする。 何の設定もせずにお気楽につながって、便利なことこの上なし。 若干(ずいぶん?)回線が細そうなのは、タダだから仕方がないことか。

仕事が終わってしまったけど、帰国は早くできないので、明日は仕方なく観光をすることにする(^_^;)。 どこに行こうか。 台湾観光年ということで、故宮博物館はタダでは入れるらしい。 まずはその辺から攻めよう。 あとはお茶道具。 ま、夏休みに仕事をしてるんだから、 これぐらいの役得があっても良いじゃないか

茶器を買う(2004年8月10日)

午前中は故宮博物館で過ごす。 中国数千年の歴史を凝縮した博物館だけあって、 書画が多い気がする。 説明のパンフレットは、中文(繁体)と英語が基本だが、6割くらいは日本語のものも置いてあった。 素人目には何が有名どころかわからないので、 ガイドを頼んだほうが良かったかな。 ところどころは、他の人の頼んでいたガイドの説明に聞き耳を立てて、 情報はつかみましたが。

MRTの駅までは少し遠いのでタクシーを拾って士林駅まで移動。 さらにMRTで立正記念堂駅まで移動する。 MRTの切符はまるでプリペイドカードのようで、 普通の切符にこれじゃあもったいないように思ったが、 再利用をしているようで、そういう意味ではかえって得なのかもしれない。

昼食は台湾名物の牛肉ラーメンを食べる。 台湾ラーメンの上に牛モツ煮込みがかけてあるような雰囲気で、 何度でも食べてみようというほどの旨みはないと思う。 それでも、台湾を感じるにはトライする価値はあるといえよう。

さて、ここからメインの買い物「お茶」に移行する。 筑紫哲也も来た事がある有名店だったようだが、 そんなにお高く留まった感じの店ではない。 お茶を愛しているのが伝わってきて好感が持てる。 買った茶具は、 竹盤、茶器一式(4人分)、竹の茶卓(でいいのか?)の4人分、高山茶100g、凍頂烏龍茶500gと 全部で2万円くらいの散財をしてしまった。 ちょっと買いすぎたかな。

立正記念堂での兵士の交代を見終えてから、いったんはホテルに戻って荷物を置く。 今度は夜市の探索である。 こちらも行く前にちょっと土産物屋へ。 ここでも細々した雑貨を買って、予定外のからすみも買ったりして。 お店の人の口車に乗せられちゃったかな。 親切に色々教えてくれたから、これも国際親善だ。

夜市では、鉄板焼きを食べて二人で310NTD(約1000円)、 臭豆腐にもトライして、においがすごかったがうまかった。 ここの読者のみなさんもぜひトライすべし。

明日の朝は早いので、しっかりと帰国のための荷造りをする。 ううむ、土産の分、荷物が大いに増えてしまったなあ。

帰国とワールドユースクワイア(2004年8月11日)

昨日までの晴天から一転して、 台湾の朝は雨。 宮古島に近づいている台風13号の影響だろうか。 明日くらいに沖縄を通過する予定らしいから、 一日違いでセーフだったと言えそうだ。

何事もなく出国手続きを終え、定刻に台北を出発、帰国の途に着く。 予定通りのフライトで、予定通り関空に到着した。 荷物が出てくるのに30分以上かかったことを除けば。

帰宅してから、和歌山経由で帰省する。 和歌山には2時間半くらいでたどり着くつもりが、 大渋滞で三宮まで1時間半以上もかかってしまった。 ワールドユースを聞くのをあきらめようとも思ったけれど、 湾岸線に乗り換えてからは順調に走れるようになり、 40分遅れで会場にたどり着いた。

ホールに入ると第2ステージが始まったところだった。 ほとんど終わってしまっているんじゃないかとあきらめていたので、 進行が遅いのは嬉しい誤算だ。 会場一杯に広がった素晴らしい響きは、 運転で緊張していた気分をいっぺんにほぐしてくれる。 初演の曲を除いては、安定したハーモニーで、 ステージのメンバのレベルの高さをうかがえるものだった。

クラシック的な前半とうって変わって、 休憩後の後半はピアノ、ベースとパーカッションをフューチャーして、 ノリノリのステージとなった。 合唱に興味のないお客さんであったとしても、 このステージは楽しめたに違いない。 会場から自然に発生した手拍子が、それを物語っていた。

21時半に終演予定のコンサートは22時過ぎに終了。 遅れて会場に入ったのに、それを感じないステージであったといえよう。 行ってよかった。

こんな時間になるとは思っても見なかったから、 急いで帰らなくては。 阪和道、阪神高速松原線〜池田線、中国道、播但道を経由して、 深夜に田舎にたどり着いた。 とっても疲れたなあ。 今朝台湾にいたのが、ちょっと信じられないな。

茶器を使う(2004年8月12日)

午後、八鹿にあるプールに泳ぎに行く。 何年ぶりの水泳だろうか。 左肩が十分には動かないのを言い訳に、ただ浸かっているだけだったが、 背泳バタ足だったら、それなりにできるかもと娘らに教える口実にトライしてみた。 息継ぎを気にしなくても良いのがうまく行ったのか、 下の娘は何と20メートルが泳げるようになってしまった。 上のほうも同じくらい。 下のほうが脱力できているので、楽に泳いでいるような気がする。

何やかやで合計200メートル位泳いだか。 ばてばてになった。

夜はコールはるかぜにお邪魔して、2時間ほど楽しく歌った。

帰宅したあと。台湾茶を飲む。 茶器のデビュー戦である。 若干お茶の葉が少なめだったのが気にはなったが、 それなりにうまくお茶が淹れられたかな。

お墓参り経由明石(2004年8月13日)

お盆だから、当然墓参りに行く。 例年ならば、15日までは田舎で過ごすのだが、今回は合宿のために今日のうちに明石に戻る。 この連休中で、ゆっくり過ごす日は、まったくないんだよな。

帰路は、まったく混んでいなくてスムーズに走れたのが楽チンだった。 風呂は面倒なので、シャワーを浴びて寝る。

夏合宿初日(2004年8月14日)

ハリに朝一番で行ったあと、合宿に向かう。 準備に手間取ったので、ぎりぎりの時間になってしまった。

企画ステージの練習は、振り付けを中心に全体の流れをつかむことになる。 振り付けに気を取られていると歌詞が出てこないし、 歌詞に頭を使うと身体が動かない。 慣れないことをすると、すぐにはうまく行かない。 あと半月、特訓をしなくては。

あと二コマの練習も総仕上げとなる。 集中して練習すると、音楽の仕上がりも急ピッチになるのは確かだ。 それにしても、いつまでも譜読み状態なんだよな。 合宿でそのレベルを脱したのが収穫だろう。

夜のお楽しみは、やはりチーズ。 今回準備したのは以下の通り。 例によって大好評で、満足だった。

Epoisse
ウォッシュタイプの代表選手的なチーズ。 中身がトロトロで美味でございました。 この辺になると匂いだけで辞退モードの人多数。おいしいのにね。
Gorgonzola piccante
意外と好評だったブルーチーズ。 見た目よりは食べやすかったのか。 上級者向けのピカンテにしたのに、チョット不思議。
Pecorino oro antico
羊の乳でできたチーズ(ブルビ)。チーズの保護のためオリーヴ・オイルが塗られて熟成されているそうだ。 うまみがあり食べやすいと好評でしたね。
Cambozola
初心者にも好評の白カビ系の中でも、個人的にも食べやすいと思っているチーズ。 最近、カマンベールがそれほどおいしいと思わなくなったのに、これはうまいのだ。 ビールにも良く合うチーズですな。
Blue du vercors-sassenage
ごく普通のブルーチーズ。 食べやすいブルーチーズの積もりで今回準備したが、 ゴルゴンゾーラのほうが好評だったのはなぜだ。 みんな、呑み助ってこと?
Camembert calvados
奈良漬のようなチーズ。 やはりこれが難易度が高かったようで。 ごく数人のマニアでいただきました。
Tome de chevre permier
シェーブルのセミハードタイプは初めてで、 フレッシュタイプのものよりもずいぶん食べやすい味わい。 食べたあとに口の中に独特のにおいが残るのは、やはりヤギですな。


Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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