初恋 いい日旅立ち 濃霧 Windows Update 事故の影響 ようやく慣れてきた? のじぎく国体の曲
初恋といっても、私自身の思い出話をするわけではない。 昨年リリースされていた、さだまさしのアルバムタイトルである。 昨日になってようやく購入し、今日それを聞いたというわけだ。
最近の彼のアルバムは、社会的なメッセージがかなり強くなってきて、 ともすれば「説教くさい」イメージが強くなってきていた。 何度も聴くには重い。 何となく聴くのが億劫になってきていたのが正直なところだ。 あまり期待しないで聴いたといってもいいだろう。
期待に反して、このアルバムは良い。 決して社会的なメッセージ色が薄れたわけではないのだが、 初期三部作の味わいと、歳を重ねたものが表現できる奥深さと、 これがうまく融合した音楽がそこにあった。
もう一つ特筆できることは、彼の声が戻ってきているということだ。 一時期は、コンサートが多いからなのか、がらがらの響かない声になってしまっていた。 そんな違和感がどこにもない彼の声なのである。 声といい、表現の深みといい、 素敵な音楽がそこにあった。
ヘビースモーカだった彼も、今はここ数年、禁煙が継続しているという。 本当にそうだとしたら、彼の声が戻ってきていたとしても不思議はない。 まさしんぐワールドのコンサートにも、ここ最近ご無沙汰となっているが、 今度近場でコンサートが開催されれば、聞きに行きたい気持ちになってきた。 彼の音楽にじっくり浸ってみたい今日この頃である。
今日の出張は、たまたま500系のぞみを利用した。 この車両はJR西日本のものなのだが、このチャイムに使われているのが「いい日旅立ち」なのである。
この曲が生まれたのは1978年。 JRが国鉄と呼ばれていた頃、 赤字の状況を脱すべく打たれたキャンペーン「いい日旅立ち」のテーマソングとして作られたのである。 わずか30秒のコマーシャルでは、この曲のさびの部分しか流されなかったのだが、 山口百恵の独特の歌唱力とあいまって、幅広い年代にわたって受け入れられたと思う。 キャンペーン自体はどこまで成功したかはわからないが、 この曲を聴いて「どこかに行きたい」という気持ちが湧き出た人は少なくないに違いない。
4分の1世紀を経過しても、決して時代を感じさせない音楽がここにあると思う。 あと4半世紀が経過したら、私も自由な時間が多くできるに違いない。 「日本のどこかに」行ってみたいと、今からしっかり思っている。
久しぶりの濃霧、予想通り、朝の通勤電車は5分程度の遅れが出ていたのだった。
前にも書いた記憶があるが、生まれ育った日高町では11月にもなると毎朝のように濃霧が発生していた。 円山川沿いの国道312号線は、当然のごとくゆっくりと自動車が走っている。 不思議と渋滞していたという記憶がないのは、免許をもつ前の記憶だからに他ならない。
新美寺山に夜明け前に登って、雲海の中を夜が明けていく様を見たことがある。 寒かったという記憶はなく、なんとも幻想的な景色だったことのみを覚えている。
駅に行くまでの数分間、子供の頃の霧の記憶がよみがえり、 一瞬仕事のことを忘れ…なんてことはなく、でも、いつもは時間の速さに押し流されていく生活が、 ちょっとゆったりとした気分になったのだ。 たまには、幻想的な霧の中の出勤もいいものだな。
今月の月例パッチは2月8日というような情報が流れていたが、結局のところは9日の今日となったようだ。 会社と自宅の複数のマシンに対してWindows Updateをかける。 半自動的とはいえ、面倒なことではある。
今日もまた通勤電車が遅れた。 いっさ遅れるなら10分以上にしてくれといいたい。
なぜかというと、10分以下の電車の遅れだと、遅れは即遅刻につながるのだ。 10分程度の余裕は持って出勤しているとはいえ、ぎりぎりだと気持ちにあせりが出たりして、 どうにも気持ちが悪い。 それにしても、最近事故が多いなあ。うむ。
担当の仕事が変わって半月が経った。 試作段階から量産段階に移行していこうとしているタイミングでの投入は、結構つらいものがある。 まあ、直接の担当者がしっかりしているので、とりまとめの私はよくわかっていなくてもうまく回るのは間違いない(^_^;)。 まあ、あせらずやっていきましょか。
パート練習では、今年のコンサートで取り上げる曲から、まずは方舟の1曲目を譜読みする。 この曲の難所は、出のところであることは間違いない。 調性もはっきりせず、和声感が身体に入ってくるまでは良くわからないところが随所にある。 途中からはそれなりにわかるのですが…。
アンサンブルでは来年に迫った「のじぎく国体」演奏曲の練習である。 3月中旬に「使用曲発表会」ということで偉い人々の前でお披露目をしなくちゃいけないので、 ちょっと大変かも。 まあ、式典のオリジナル曲である「炬火賛歌」以外は、初見でサラサラ状態だが…。
それにしても、この「炬火賛歌」。 記譜上の問題は多いなあ。 調性からいうとGesであるべきところがFisのままだったり、1回目と2回目の再現部で同じ音が別の書き方になっていたり。 音楽を知らない人が書いたとしか思えないような楽譜。 きっと、下書きをノーテーションソフトで入力して、移調したままというのが真相なんだろうな。