単身赴任日記(1999年2月7日〜13日)



車内の子供連れ 携帯電話の機能 久しぶりのボイストレーニング 確定申告の季節 アルトの特訓 遅めの新年会 合宿といえば宴会

車内の子供連れ(1999年2月7日)

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明石から豊田への車中、一人のお子さんを連れた女性と同席することになった。 1歳ちょっと位だろうか。長時間の電車に疲れたのか、じっとしていることが嫌になったようで、 声を上げたりごそごそしたりしている。 その女性も何となく居心地が悪そうな感じであった。

この「居心地の悪さ」は、 子供連れで乗り物に乗ったことのある人なら誰でも経験することだろうと思う。 そういう心情は理解できる、そして、子供がいることで逆にほっとする所のある私は、 隣の子供をほほえましく眺めていたのだ。

おとなしくさせる「最後の手段」としてのおやつを食べていた子供は、 ふと気付くと、その汚れた手で私のコートを触ったらしい。 隣の女性は、こちらが恐縮するくらい丁寧にあやまることになり、 気にしていないことを、こちらが告げることになる。
子供がいれば当たり前のように起こる「事件」であり、 自分が女性の立場だったとしても同じように謝るだろうとも思った。

仮に今独身で隣に坐っている子供が同じ事をしたらどう思うだろうか。 口では「かまわないですよ」とか言いながら、きっと苦々しく思ったに違いない。 その立場にならないと気持ちは分からない、100%真実ではないにしても、 そういうことなんだろうな。
相手の立場になることが難しいことを再認識する今日の出来事であった。

携帯電話の機能(1999年2月8日)

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携帯電話を持って一週間が経った。 作曲機能を使ってMagnificatを入力してみたり、合唱部の電話番号を入れてみたり、 たくさんの電話の持つ機能を使ってはみるが、その多機能さにあきれるやら、 びっくりするやら。。。。。 すべての機能を使いきっている人がどれくらいいるか、ちょっと疑問に思う。

ある程度は慣れの問題であるだろうが、若者はともかくとして、 ある程度の年齢以上の方には、ちょっと使いにくいのではないだろうか。 まあ、今は機能の多さで売っている面があるから、 しばらくすると簡単電話などというものが出てくるのだろう。 家庭用ビデオみたいに。

久しぶりのボイストレーニング(1999年2月9日)

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前回のボイストレーニング(ボイトレ)は2ヶ月半くらい前だったろうか。 きちんとした歌いかたを忘れ去ってしまった気がしていたので、 今日のボイトレはぜひ受けるつもりであった。
で、そういう時に限ってなかなか仕事が終わらず、 終了の15分前にようやくクラブ室にたどり着いた。

当然のことながら、ボイトレは終盤に差し掛かっており、 テンションの上がっている中に、ひとり仕事モードから抜けきれない私がいたのであった。
うまく歌えるようなイメージング、今までのボイトレの助言を思い出しながら、 色々あがいてみる。 しかし、途中からの合流はなかなかつらいものがあった。 だいたい、仕事の日というのは、それだけですっかり疲れてしまっているから、 なかなか気分良く歌える状態になっていないのだ。

今ひとつ調子の上がらないうちにボイトレが終わった。
せっかくだからと、Magnificatを合わせることになった。 譜読みが上手く出来ていないとか、リズムが悪いとか、 問題はたくさんあったのだが、声はみんなうまく出ているのが分かる。 もちろん自分自身も。 やはりボイトレって効果があるもんなんだと、なんだか嬉しくなった。 それだけですごく得した気分。 受けてよかった。

確定申告の季節(1999年2月10日)

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2月15日から3月15日は恒例の確定申告の時期である。 普通のサラリーマンは年末調整で税金が清算されているので、 通常は何もしなくてもよいことになっている。 しかしながら、医療費がたくさんかかっている(10万円以上)とか、 小額の配当がある場合など、申告すれば税金が戻ってくるのである。 ここ数年連続して確定申告をしている私のところには、 ごていねいにも税務署から申告の用紙が送られてくるのである。 いちいち税務署に行かなくてもよいし、申告用紙の記入は難しくないから、 せっせと記入して払いすぎた税金を取り戻すのである。

昨年は特別減税と住宅特別控除のおかげで、所得税0という待遇なのだが、 さらにちょっとした投資に対する配当があったので、 その税金も取り戻す作戦である。
株式の配当に対しては1割の配当控除があるので、その分が取り戻せるという訳である。

例えば5000円の配当があったとすると、1000円の所得税が源泉徴収されている。 配当の1割の500円が配当控除となって、支払うべき所得税が500円減額されるから、 何もなかった場合でも500円は戻ってくる。 今年のように所得を控除が上回っている場合には、 支払った税金がすべて戻ってくる計算になる。

申告用紙の記入要領にしたがって、昨年の所得の数字をうめていき、 あとは計算機で答えを求めると、予定通りの所得税額0円となった。 配当で源泉徴収されていた税金がすべて戻ってくる計算となった。
めでたし、めでたし(^_^)。

アルトの特訓(1999年2月11日)

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演奏会まであと2ヶ月となり、 ちょっと前に入部してきた新人の秘密の特訓をすることになった。 夕方(というよりはもう夜だな)の19時から21時前まで、みっちり2時間コースである。
こちらとしては、別に音楽の専門教育を受けていた訳ではないのだけれども、 それなりに経験値は高いので、初心者相手ならそこそこの指導が出来るようになっている。 なんて偉そうなことを言っているが、まあ三度の飯よりも歌うことが好きな私は、 初心者指導ということをネタにして、歌うのを楽しんでしまおうというだけの事である(^_^)。

RutterのMagnificatを題材に、アルトのパートの歌い方、発声の仕方、そして、 世間話(^_^)と2時間を目いっぱい使っての練習は、お互いとても楽しかった、 とこちらは思っているのだが、相手がどう思っているのかは謎かも知れない。 とりあえず、ある程度歌えるようになったので、それは良しということにしておこう(^_^)。

遅めの新年会(1999年2月12日)

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2月も半ばとなり、ちょっと遅めの職場の新年会が行われた。 今回は出席率が高く、60名以上の出席だったのかな。
メニューはすき焼き。それも本格的なものだったらしく、 旨い肉を腹一杯食べ、気分良く帰宅した。

合宿といえば宴会(1999年2月13日)

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今日と明日、合唱部の合宿である。 今回は豊田市内で、それもマンションからすぐのところで行われるので、 別に宿泊しなくても良いのだが、 やはり合宿には泊まって宴会に出席しないといけない(^_^;;)。
期待の新人(火曜日の生徒(^_^))がどういう行動をするか、というのも、 今回の宴会の興味をひくことだったが、普通の行動であったと日記には書いておこう。 まだ二十歳ということで、パワフルなのは確かだったが。。。。


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Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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