大学時代の友人の結婚式のため、東京まで日帰り往復する。 同じく関西から向かった友人たちとともにグリーン車を奮発して大名旅行となったのである。
事の発端は、時間を合わせて一緒に行こうということで、電子メールで打ち合せをしていたときに、 ビジネス回数券を頼むという一言だった。 割引でグリーン券が手に入るということで、それならと皆がその話に乗ったのである。 計算してみると、帰りを自由席にするとビジネス回数券で往復するより安い。 それもこれも、友人の勤めるS社のおかげかもしれない。
実際にグリーンに乗ってみた感想は、楽だったの一言に尽きる。 ゆったりとした気分で東京までの3時間が過ぎ、窮屈な普通車に耐えられない身体になったかもしれない。
帰りの新幹線では、口々に「狭い」「疲れた」というメンバーの声。 前もって友人に言っておけば個人用としても手に入るという。 今度東京に行くときにも使おうかな。
前日の疲れも残っているだろうと、前もって休暇を取っておいた。
さほど疲れてはいなかったものの、朝ゆっくりできたのは嬉しかったぞ。 久しぶりの惰眠をむさぼった。 とはいえ、上の子が学校なので起床時間は変わらなかったのだけどね。 まあ、気分の問題といえようか。
午後には溜まっていたホームページのネタを作って、一気に更新をかけた。 平日の休みというのは、自分の時間がいっぱい取れるので、本当に幸せな気分。 こうして書いていると、幸せな気持ちがあふれているでしょ?
先週の火曜日の日記新ダイヤの影響にも書いたことに関連するのだが、 ダイヤ改正のたびに電車のスピード化がなされている。 どこかに行くのに速く行ける、それ自体は悪いことではないのだろうが、 本当にスピード化によって速く行けるのだろうか。
何年か前のダイヤ改正によって、西明石駅にはひかりが停まらなくなった(正確には朝夜1本ずつは停まる)。 のぞみを増発したり、ひかりの所用時間を短くするためらしい。 一方、西明石を利用する乗客は多いはずなのに、新大阪−西明石間の新幹線利用者は減っているそうである。
まあ減るのは当たり前で、在来線で新大阪まで行って乗るのと、西明石から乗るのと、 ほとんど時間は変わらないからである。 時間が変わらないなら運賃だけですむ在来線に乗るのは経済の原則と大上段に振りかざさなくとも、 当たり前のことだからね。
JR西日本としては飛行機との競争などがあって、速くせざるをえない事情があるのだろうが、 なんでもなんでも速くすれば良いのだといった発想にとどまっていてはいけないと思うのだ。 在来線の乗客をうまく新幹線に誘導するような工夫があってこそ、 スピード化の効果があらわれるのではないだろうか。 何をやるにしても、費用と効果のバランスを取って欲しい物だ。
新聞の報道によると、学生への補習をやっている大学がたくさんあるそうである。 受験科目を減らした結果、履修に必要な知識や能力を持たない学生が増えて、 大学での講義の内容を理解できないらしい。 物理のできない工学部の学生。数学のわからない経済学部の学生。 数え上げたらきりがない。
自分たちが学生の頃のことを振り返ってみると、 「大学の講義の内容が理解できない」ということは良くあったことだが(^_^;;)、 それは高校までの授業との内容のギャップが大きかったということが理由としてあったわけで、 今回新聞などでとりあげられているのは、少しレベルが違う話のようなのである。
工学部受験のために、まともに高校の物理を勉強しなくても合格してしまう。 ようするに受験科目に物理が無いような大学がたくさんあるようなのだ。
受験勉強の弊害が大声で叫ばれて、 ゆとりの授業とか基礎的なことを幅広く学ぶようになっていたはずなので、 実態は浅い内容を狭い範囲で学んでいるのが実態らしい。 一部の有名大学以外の学校は、 少子化による経営難を避けるために、 受験生を増やす手段として受験科目を減らすことをやっていて、 それが上述の事態を招いているというのも新聞などで言われている所。 いずれにせよ、何のために学のかが論議されていない所に、 学校制度の改革問題の矛盾が現れているのだろう。
あと10年もしないうちに、自分の子供がそうした受験世代になる。 実際の事態に直面して、上のような理想論を振りかざせるかは自信はないが、 何がしたいのか、それを大切にして進んで行けるように、子供を育てられたら良いな。
某掲示板で書き込んだ簡単なおかずのレシピ。 簡単かどうかはともかく、ここにも書いて置こう。
こんなので一食分はできるかな(^_^)。
月曜日に休暇を取ったことなど遥か昔の話に思えるほど、 仕事をいっぱいしたような気がする今週。 仕事をしたということは、疲れもピークに達している。
帰りの電車で座りたいと思った日には、目の前の席は空かない物で、 最寄りの駅まで立ちっぱなしであった。 もっとも立っていても睡魔が襲ってきていたので、 着席して終着駅まで連れて行かれることを考えると、 座れなかったというのは幸いだったのかもしれない。
こんなに疲れが溜まっているのに、明日は浜松まで在来線で行き帰り。 遊びとなると疲れを知らないということは、まだまだ若いのかな(^_^;;)。
浜松の合唱団Vox Populiの第2回演奏会を聴きに行く。 交通費を少し浮かせるために、在来線でひたすら現地へと向かった。 西明石、米原、大垣で乗り継いで、10時に家を出て浜松に着いたのは15時半だった。
今回の収穫としては、米原で食べたお弁当がおいしかった。 「湖北のおはなし」というそのお弁当は、 新幹線の各駅に一つずつ設定されている「新幹線グルメ」シリーズのもので、 その駅の周辺の名産品を取り入れた特徴的なものとなっている。
さて「湖北のおはなし」、まずは白おこわが美味い。 桜の葉の香りが何ともいえず、それだけでもこのお弁当の価値がある。 おかずには、鴨のローストの薄切りがメインとなっていて、これも程よい加減に味付けされている。 そのほか、かしわの鍬焼き風、葱と揚げのぬた、筍など、素材の風味を生かしたあっさりとした味付けである。
他の駅の新幹線グルメシリーズも、結構イケテいるし、今の所ハズレがないので、 新幹線の駅ではこのシリーズを買うのが正解かもね。