つれづれ日記〜子午線通信〜(1999年9月26日〜10月2日)

親子の交換日記 新幹線の事故 合唱部の反省会に顔を出す 名古屋と神戸の気温差 東海村で原子力施設の事故発生 研修打ち上げ 歯医者に行く

親子の交換日記(1999年9月26日)

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はもーるKOBEのkさんの話に触発されて、 父と娘の交換日記をすることにする。 毎日帰りが遅いというのもあるが、娘がいったいどのような内容を書いてくるかという興味もあって、 始めることをしたのだ。

さて初日。 「お手紙のやり取りをしよう」というと、 早速ノートを取り出して、何やら色紙を貼り付けている。 できあがったのか私のところまでノートを嬉しそうに持ってくる。

「お返事を書いてね」

上手にカブトムシを切って貼り付けてある。 小さな頃(2歳)から使っているだけあって、なかなか器用である。 手紙も何やら書いてあったが、意味が良くわからないのは仕方がないか。

学校であったことなど教えてねと手紙を書いて、 娘の本棚にノートを入れておいた。 明日から出張なので、帰ってきたときに何が書いてあるかがちょっと楽しみだったりする。 この日記のネタとしても使えるしね(^_^)。

新幹線の事故(1999年9月27日)

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朝のニュースで「新幹線が事故で不通だと告げている」。 保線用の車両が西明石と新神戸の間でぶつかって脱線したらしい。 今日の出張は行けるのだろうかと思案しながらも、まずは会社へと向かう。 おそらく、夕方までには回復するだろうから、たぶん問題はないはず。

Yahoo!アサヒ・コム のニュースで調べてみると、 朝の8時半頃には復旧はしたらしく、昼前には大方元どおりになっているようであった。 安心して午後の仕事に入る。 なんて、実際は午後は多忙が新幹線の事故のことなど忘れさせてくれた(^_^;;)。

18時過ぎの新幹線で出張へ。 反対向きの博多行きであったか、事故の影響であろうかいつもと編成が変わっているようであった。 定刻通り、東京行きのひかりが入線してきた。 事故のことなど何も感じさせず、いつもの通り出発していく。 今朝の事故は、すっかり過去のことになっているようだ。 平和なうちに、定刻通り名古屋に到着したことを書いておこう。

合唱部の反省会に顔を出す(1999年9月28日)

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出張先からたまたま行ける範囲だったということもあって、 中部大会でめでたく金賞を取って、 全国にこまを進めたトヨタ自動車合唱部の反省会に顔を出す。

会議が長引いたのもあって、 練習場に到着したら何度目かの演奏テープを聴いている所であった。 遅れてきた分際でありながら、「もう一度聴かせて」なんて請求したりして(^_^;;)。 じっくりと中部大会金賞の演奏を聴かせてもらう。

色々と不満はある演奏ではあったが、 ひと月前の愛知大会とは月とスッポン(もちろん、今回が月ね)のできで、 これから全国に向けてどれだけ良くなるかが楽しみである。 うち(はもーるKOBE)が全国には行けなくても、 ぜひ応援に行きたいものだ。

反省会のあとに課題曲を通すというので、 私も一緒に歌ったりして。 味付けの違いに戸惑いながらも、 楽しく歌わせてもらった。

名古屋と神戸の気温差(1999年9月29日)

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9月も終わりになると気温も下がってきて、過ごしやすい気候となる。 今朝などは、半袖では肌寒いくらいであった。

出張から帰ってきて西明石の駅に立つと、名古屋よりも体感気温が高いのに気が付いた。 乗り換えで走ってホームまでたどり着いたというのもあるのだろうが、 気温だけでなく、湿度が高いような気がするのである。

気候の変わり目のこのごろ、出張で移動したときに感じる空気から、 日頃は気にもしていないちょっとした変化を感じることができるのが不思議である。 日本は狭くなったけれども、やはり大きいということを再認識したともいえるかな。

東海村で原子力施設の事故発生(1999年9月30日)

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いつもより遅くまで仕事をして、日が変わる頃に帰宅してみると、 いつもはついていないテレビを妻が見ていた。 何気なく見ていると、東海村の核燃料再処理施設で事故が起こったという。

報道によると、何らかの操作ミス(?)で「臨界」状態になり、 作業員3人が被爆し、その工場の周囲10kmで避難命令が出ているという。 現在も核反応は継続しており、内部ではどうなっているかが良くわからない状態というから、 お粗末なものだ。 最先端の工場で、そんな初歩的なことさえも監視できないのかと思うと、 何が最先端なのかと思ってしまう。 核を扱う場合には、何かが起こることを前提にすべきなのに、 どうやら、何かは起こらないものだという前提で色々なことが組み立てられていたのではないかと、 色眼鏡で見てしまうぞ。 報告資料の体裁が整わないからと、何時間も遅れて行政に報告されたというのだから、 あきれて物が言えない

今後、色々な事が解明されていくのだろうが、 核技術への信頼を失墜させたという意味でも、 責任者への厳罰を求めたい。 どこまで厳格に扱われていくか、じっくり見ていたいものだ。

研修打ち上げ(1999年10月1日)

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部下二人の研修が今日で終わった。 いわゆる「中堅社員教育の一環」という奴である。 とにかく、プレゼンテーションもそれなりに終えたようで、 打ち上げということで早めに仕事を切り上げて呑みに行くことになる。

打ち上げとはいえ、ただ呑みに行っただけだから何事もない(^_^)。 早めに始めたので、ちょっと早めに終わって(^_^)、何事もなく帰る。 お気楽に呑めたということで気分もよい。 こういう打ち上げなら、毎週あってもいいな(^_^)。

歯医者に行く(1999年10月2日)

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社内の歯科検診でも指摘され、1年ほど前に詰め物が取れてしまって応急処置をした所を治療する。 今日がその初日である。 まともな歯の治療は20年近くやっていないから、 あちこちガタが来ているかもしれない(^_^;;)。

歯石が多いということで、骨の方もヤバイかもと脅されて、まずはX線で検査をする。 脅されたよりはひどいことはなかったが、それでもしっかり治療せねばということになる。 まず最初はやはり、応急処置をした所から始めることになる。

久しぶりの歯を削る感覚にオノノキながらも治療に入る。 別に痛い訳ではないが、アノ音が気が悪い。 もっと芸術的な音ならば良いのにと、現実の音から逃避したりして。 薬を歯の中に挿入する感覚も何となく変だ。

実質の治療時間は15分余り。次回は16日の朝ということになった。 今年いっぱいは掛かるだろうな。完了するまで。


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Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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