つれづれ日記〜子午線通信〜(1999年10月3日〜9日)

小学校の運動会 休んで良かった 秋になると電車が混む? 2000円紙幣の発行だって? 自転車のかごはごみ箱ではない 暗譜にいそしむ またも新幹線のトンネルで

小学校の運動会(1999年10月3日)

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前夜の大雨でどうなるかと思っていたが、 朝起きたときには、雨は上がって、地面も乾いているようだ。 晴れる気配はないけれど、なんとか運動会は開かれそうである。

いつもより早めに娘を送り出し、こちらも急いで準備をする。 下の子を構っているとどうしても遅れてしまう。 子供と一緒に外出だと、倍の余裕を見ておかないと。 案の定、ぎりぎりの時間になってしまった。

小学校に着くと、入場行進が行われていた。 娘は既に入場してしまっていたようである。

さて、開会式の後はラジオ体操と相場が決まっていると思っていたが、 全校体操は、何やら別の体操だった。 なぜ、ラジオ体操をしないのだろう。 ひょっとしたら、最近制定された「みんなの体操」かも知れないが、 詳しくは知らないので、誰か知っている人があったら教えて。 (なんてここに書いても意味はないなあ)

1年生の最初の競技は4つめの「かけっこ」。 いわゆる50m走である。 練習ではビリゲッツだと言っていた娘だが、 本番の走りはどうだろうか。 カメラとビデオをしっかりセットし(^_^)、娘が走るのを待つ。 遠目からではウチの子がどれか分からない。 蛍光ピンクの靴下だけが頼りである(^_^)。

5-6番目のレース(なんて書くと競馬みたい。あ、私は競馬場に行ったことはないのですが)で、 いよいよ娘が登場した。 よーい、どん。 一生懸命ゴールに向かって走っている。 思ったよりも速いじゃないの。 まんなかまでは1番だ。 おっと、手前の子がぐうーっと追い抜いて2番でゴールイン。 ビリから2番ならかなりの躍進だ(^_^)。

二つ目の競技は「ゴロゴロドッカーン」。 いわゆる大玉ころがしである。 身の丈よりも大きい大玉を、4人一組で転がしていく。 1年生の競技だから、連携も何もあったものではない。 玉の転がりに翻弄されるように、玉に付いて走っているみたい。 結果は5チームのうちの2番だったようだ。

1年生最後の競技は玉入れ。 娘いわく、2つは入れたよ。 数えている所が偉いか(^_^;;)。

時間は3時前になり、すべての競技が終了した。 紅白対抗で120対120の引き分け。

さて、娘の初めての運動会を見ての感想。 自分らの子供の頃と違って、演技の内容がこじんまりとしているような気がする。 個人の能力差をなるべく見せないようになっているかもしれない。 個性を大切にする教育が主眼ならば、 「できる生徒はできる」ことを明確にすることが重要なのではないだろうか。 その上で、できなくてもそれで全人格が否定されるのではなくて、 それぞれが何かしら得意分野を持っていて、そのことでお互いが尊敬できるように、 そういう教育を行っていくことが個性を大切にするということなのではないだろうか。

後日の覚えのために、プログラムを書き留めておこう。

  1. 全校体操(全校生)
  2. かけっこ(2年生)
  3. 私らしく ぼくらしく(5年生)
  4. かけっこ(1年生)
  5. つなひき(3・4年生)
  6. リレー(6年生)
  7. サンゴしょうの海へたんけんだ(2年生)
  8. コロコロ ドッカーン(1年生)
  9. リレー(5年生)
  10. ザ ヒッパレー(4年生)
  11. リレー(3年生)
  12. 未来へ(6年生)
  13. 応援合戦(全校生)
  14. 大玉おくり(全校生)
  15. PTA演技(PTA)
  16. ジャンボうずまき(3年生)
  17. 玉いれ(1・2年生)
  18. リレー(4年生)
  19. 騎馬戦(5・6年生)

休んで良かった(1999年10月4日)

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雨天順延に備えて先日の代休を今日に設定していた。 このことは大正解だった。

昨日の運動会で特に何かをした訳でもなかったが、 とにかく一日中外に出ていた訳で、かなりの体力を使ったらしい。 30代も半ばになると、ちょっとたことで疲れが溜まったりして。 普段の疲れも一緒になって一気に体を襲ってくる。 休日にしていたから気が緩んでいるというのもあるだろうが、 ぐたっと来た一日であった。

それでも、一日をのんびり過ごすと、 緊張が緩和されたようで、夕方には気分爽快・疲労回復といった感じである。 適度な運動としっかりした休養は、健康に良いことを実感した一日であった。

秋になると電車が混む?(1999年10月5日)

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いつものように電車に乗ろうとして、先週と比べて急に混雑しているように感じた。

確かに衣更えがあって、着るものが少しは増えたかもしれないが、 夏でも上着を着ている人はいた訳で、この急激な混雑はちょっと説明できない。 まあ現実は混んでいる訳で、着るものの量のちょっとした変化が混雑に直結しているという訳だ。

夕方は、早めに退社して、年末のミレニアムコンサートの練習に行く。 詳細は練習日誌の方をどうぞ。

2000円紙幣の発行だって?(1999年10月6日)

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新聞の報道によると、九州・沖縄サミットの開催と2000年ミレニアム記念ということで、 2000年に2000円札を発行することを小渕首相が指示したらしい。 小渕さんらしいアイデアであるとはいえようか。

ちまたで言われているものも含めて、 私なりに2000円札のメリットを考えてみよう。

うーん、月並みなというか、新聞で報道されているもの以外が思い浮かばないぞ。 発行されてからの様子うかがいでいいや。

自転車のかごはごみ箱ではない(1999年10月7日)

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電車を降りて、いつものように自転車置き場へと行く。 置いてある自転車を見ると、荷台には空き瓶が何気なく置いてある。 飲み終えたドリンク剤の空き瓶を、ごみ箱代わりにそこに捨てたのに違いない。

どこかの自動販売機で買って、飲みながら歩いてきたのであろう。 たまたまそこに手ごろな置く所があった。それが私の自転車の荷台だったということだろう。 そこらにポイ捨てしないだけマシではあるが、ゴミをむやみに捨てていることには変わりない。 公共心の欠如もはなはだしい。

ゴミをポイ捨てするな。なんて「当たり前のこと」以上でも以下でもない。 この当たり前のことをできない人が増えてきているのではないだろうか。 そして、それが拡大再生産されてきているような気がするのだ。 ようするに躾の問題なのである。

そんなことをガミガミ言うことは私の教育方針に反する。 うちの子の躾に口を出さないで欲しい。 どこからか聞こえてきそうな気がする。 でも、これは教育方針の話ではないのだ。 社会生活を送るための当たり前のことなのである。 当たり前のことを当たり前にしつける。 この欠如が気になるなあ。

うちの子供にだけでも「当たり前のこと」が当たり前にできるようにしつけよう。

暗譜にいそしむ(1999年10月8日)

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関西コンクールまで10日足らず。 練習テープを聴きながら暗譜(暗記)しようとしている。 基本的には暗譜できているのだが、 音の大きさやフレーズの歌いかたなど、音楽的な所がまだまだできていない。

高校生の頃は、毎日のように練習があって、無理に憶えようとしなくても十分憶えられた。 最近ではやはり、練習量のせいと記憶力の欠如の相乗効果で、憶えるまでに時間が掛かる。

明日と明後日の二日間は強化練習である。 ここで曲の全体的なイメージを含めて覚えてしまわないといけない。 仕事なんてしている暇はないぞ(^_^;;)。

またも新幹線のトンネルで(1999年10月9日)

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はもーるの練習に行く準備をしながら昼のニュースを見ていると、 また山陽新幹線のトンネルで壁が落ちたようである。 先日の崩落で一斉点検をしたのではなかったのかと思いながら、詳しい所は分からずじまい。 夕刊で確認すると、トンネル下部のコンクリート注入部分の突起が落下したとのことである。

1970年代に建設された山陽新幹線部分は、 高度成長の影響で資材や工数の不足による手抜き工事が行われているとの報道もある。 20年前のツケを今になって払う所は、医療保険や金融制度の問題と根っこは同じような気がしてくる。 JR各社の対策を待つのではなく、当時国策として建設したという意味合いも含めて、 国の政策としてしっかり安全対策をして欲しいと思うのである。 鉄道ファンであり、ユーザとして、鉄道の安全性を確保して欲しい。


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Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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