つれづれ日記〜子午線通信〜(1999年12月5日〜11日)

リカちゃん人形 第九の暗譜 第九の練習のはずが /varを食いつぶすソフト Y2K対応 賞与の行方は? 第九の暗譜は進まない

リカちゃん人形(1999年12月5日)

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梅田のアムラックスで歴代のリカちゃん人形の展示をしているというので、 家族連れで見に行く。 女の子がいないとそういうイベントの類には行かない訳で、 私としては初めての経験をさせてもらっていることになる(^_^)。

リカちゃんは1967年に誕生し、現在のものは4代目だとか。 数年前に限定版として5代目のリカちゃんが発売されているという。 詳しいところは、 株式会社タカラのホームページ にお任せするとして、 それらがひと目で見られる展示というのは結構面白い。 TVコマーシャルも上映されていて、懐かしく感じる映像もあった。 妻のほうは、より一層懐かしかったかも。 「小学校入学した頃にもらったものはこれなんだ」 と確認したりして。

リカちゃん人形には、その時代の家族観や流行が感じられて、 単純な展示という以上に面白かったのは確かである。 年内は展示をしているようなので、興味のある方はどうぞ。

第九の暗譜(1999年12月6日)

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いよいよ今度の日曜日に迫った第九の演奏会。 暗譜をしなくてはいけないのだが、まだ覚えられていない。 冒頭のテーマの3パターンが覚えられないのだから、 重症であるといえる。 そもそも、最初は暗譜でない約束だった……と愚痴を言っても始まらない。

開き直って、覚えられない理由を考えてみた。

練習の回数が少ない
確かに6回の合同練習だけで覚えろというのだから無理がある。 とはいえ、自習しても覚えられないのよ。
アンサンブルが少ない
どうやら私は、全体の和音やからみから覚えていくようで、 練習中のアンサンブルが少なかったのが効いているような気がする。 もっとも、第九のあの高音の連続はソプラノにはつらいかも。 音自体はそれほど難しくないので、何回もアンサンブルするのも飽きるかなあ。
第九は好みではないらしい
練習で歌って感じたことだが、「体育会系のノリで」というのは否定できない。 この辺がしっくりこなくて、覚えられないような気がする。

などと理由を並べてみた。 嫌だ嫌だと言いつつも、年末にもう1回第九を歌う機会もできたし(^_^);;、 まずは経験として、日曜日を乗り切らねば。 それにしても、覚えられない。 暗譜は、明日の指揮者との練習に賭けよう。

第九の練習のはずが(1999年12月7日)

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第九練習は、指揮者との合わせの日。 万難を排して練習に駆けつける筈だった。 が、夕方に始まった打合せが長引いて、会社を出る時間は19:30をまわっていた (練習は18:30開始だったのです)。

予想到着時間は20:00。 後半の練習に合流できる時間である。 とりあえず会場へと急ぐ。

会場に到着して、さて練習だ、と思ったが、 前に立っているのは練習指揮者である。 いったいどうなったんだろう? 実は、すでに指揮者との合わせは終わっていたのである。 せっかく駆けつけて来たのに…。

不完全燃焼を焼き尽くすべく、はもーるのメンバーと呑みに行きましたよ。 私の暗譜をどうしてくれるぅ〜。

/varを食いつぶすソフト(1999年12月8日)

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ワークステーションのデータバックアップをとっていたときの話。 50GBを超えるDBを退避させるということで、DLTを使ってバックアップを行っていた。 通常のUNIXの世界なら、DLTに割り当てられたデバイスに対して、 tarなどで出力してやれば普通にバックアップできるのだが、 何か特殊らしく、専用のDLTへのバックアップソフトを使わないといけないらしい。

バックアップをはじめて4時間が経ち、そろそろ完了する段になって事件は起こった。 ワークステーションがリブートを始めたのである。 ほとんど目が点状態のメンバーをよそに、淡々とマシンは立ちあがった。

調べてみてびっくり。 システムログが通常出力される/varと呼ばれる領域がいっぱいになっていた。 600MBを超すだけの割り当てをしていたのに、それを食いつぶすとは…。 UNIXにあるまじきツールである。

Y2K対応(1999年12月9日)

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1999年も残す所20日となった。 職場のワークステーションの方も対策を行う必要がある。 今日から明日にかけて、夜の間にpatchを当ててしまう作戦に出ることになった。 作業自体はメーカのCEさんがやるのだが、立ち会いをしなければならないのだ。 抽選で(^_^)、私も選ばれてしまった。 それだけの理由でもなかったのは確かだが…。

立ち会いというのは基本的には暇である。 時折、進捗状況をチェックするだけでいいのである。 そのぶん、普段できないような雑用が進む。 こういう時には小難しい仕事よりは単純な仕事の方が良い。 回覧物の整理やイントラの通知を読んでいるうちに時間が過ぎていった。

patch作業が終わると、試験的な運用を開始する。 この辺になると、立ち会いの人間はすることがない。 となると、仮眠モードになるのは当然の道理。 うつらうつらしているうちに、さらに時間が過ぎていく。 このまま順調に朝を迎えるはずだった。

明け方の4時過ぎ、マシンの突然のリブートで事態は一変する。 ただのリブートならそれほどの問題ではなかったのだ。 リブートの途中から先に進まない状況に陥ったのである。 コンソールに表示されるメッセージには、CPUに異常があるという。 結局、ハードを入れ替えて復旧することになる。 20時間後に。

ただのY2K対応と侮るなかれ(^_^;;)。

賞与の行方は?(1999年12月10日)

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徹夜明けの今日は、ボーナスの日でもある。 労働組合の賞与調査用紙を記入している時に気がついた。 支給額のある項目が上司から事前に聞いていた額より少ないのである。

急いで上司に再確認をしてみるが、よく分からない。 ふと気付いて計算をしてみると、6分の1が控除されているらしい。 どうやら成果主義方式への切替え時期と転勤時期との兼ね合いで、 人事が1ヶ月時期を間違えているらしい。 確認を取ってみると、やはりそうであった。

ぼうっとしていると、気がつかない所であった。 今回も調査用紙を記入していなければ気がつかなかったであろう。 そういう意味では、組合サマサマである。 たまに組合も役に立つ。

それと、今日の教訓。 人事も計算を間違える。

第九の暗譜は進まない(1999年12月11日)

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いよいよ明日に迫った初めての第九のステージ。 でも問題は、暗譜ができていないこと。 困ったなあ。

中間部はだいたいの所は覚えているのだけれど、 冒頭の部分とフーガの部分が分からない。

今まで色々な曲の暗譜に挑戦してきたが、これほど苦労するとは思いもよらなかった。 明日はそれなりに歌えることを目標に頑張ろう。 7割歌えたらOKだ(^_^;;)。


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Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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