つれづれ日記〜子午線通信〜(2000年11月19日〜25日)

移動ド読みに思う 定年退職激励会 政界の茶番劇 仕事の見積もり 休日なのに出勤日 本来だったら年休のはず 年末が近づくと

移動ド読みに思う(2000年11月19日)

戻る 先頭へ

日曜作曲家の午後の今週の談話で書かれていた移動ド読みについて、 ここでも話題にしてみよう。

筆者のMAT氏のグループで移動ド読みにすると音程やハーモニーが洗練されるという話は、 私も常々感じていることである。 切り口を変えてみると、固定ドで歌っているかどうかは、音程を聞いているだけでわかるということである。

私の所属しているはもーるKOBEは固定ド読みが多い。 調号の多い曲の場合は、決まって音程が悪いのである。 それも、音符にシャープやフラットがついているのが感じ取れるくらいに、 音程が決まらない状態になる。 移動ド読みの私からすれば、そこは単なる音階の中の音であっても、 固定ドだと変位記号を意識しているわけだから、当然の成り行きではある。

以上のことから「固定ドが悪い」と言い切るつもりはない。 美しい音程で歌う固定ド歌いも知っているからである。 でも、そういう人は、調性や和音を感じながら歌っているからであって、 移動ドができないからという理由だけで固定ドにしている人は、 やはり、シャープやフラットがついているという感じ方をしてしまって、 結果として音階の中の音から外れてしまう音になるのだろう。

初心者には難しいと思われている移動ドであるが、実は初心者向きの合理的なシステムだと、 私は思っているのだが、どう思いますか?

定年退職激励会(2000年11月20日)

戻る 先頭へ

長年労働組合活動に携わり、職場では現場の一線に立たれていたOさんが今日で定年ということで、 激励会という名の送別会が開かれた。 組合活動を通じて「ちょっとだけ」知っている私も、出席することになった。

さすがに現場の信頼は厚く、かなりの人数が激励会に出席されている。 自分が定年のときなんてのは想像もつかないが、これだけ集まってくれるかは期待できないなあと思いながら、 色々な人の挨拶を聞いていた。

激励会を盛り上げようと打ち出されたイベントは、マグロの解体ショーである。 47キロの大マグロを、手際よくさばいていく。 大きなマグロもあっという間にマグロの短冊に切り取られていった。

そのあとは、マグロの刺身になって各テーブルに配られる。 う・ま・い。 とろけるように新鮮なマグロの刺身は、本当に美味であった。

O氏はそれを美味そうに…と言いたいところだが、 実は彼はマグロが嫌いだったという落ちまでついて、 激励会は盛り上がったのだった(^_^;)。

政界の茶番劇(2000年11月21日)

戻る 先頭へ

先週来、自民党の加藤紘一氏による内閣不信任案賛成という政変劇は、 かれの本会議欠席への方針転換によって、ただの茶番劇に変わった。 大山鳴動ねずみ一匹。 あほらしい。

加藤氏の論旨は明快で、その行動への賛否はともかく、 現状を何とかしようという講堂について、彼を応援する人も多かったはずである。 彼のホームページへのアクセスも急に上昇したというのも、その現れであろう。

が、しかし、成功しないと判断した加藤氏は、公約とも言える不信任案賛成から、 本会議欠席という消極的賛成に変身したのだ。 確かに、勝てる見込みがなくなったからという言い訳はできないことはない。 でも、それならばなぜ万全の体制で臨まなかったのかといいたくなる 彼の行動によって引き起こされる良い意味での政治への期待感を、 一気に失わせた罪は大きいと思う。

もう彼は、政治の世界では「だめの烙印」をつけられてしまったに違いない。 少なくとも、かなりの支持者の票を失ったのは確かだろう。 彼の行動によって、何かの変化を期待していた私は、 彼には期待しないということは確かである。

仕事の見積もり(2000年11月22日)

戻る 先頭へ

色々な計画の中で、工数の見積もりをしなければいけないことがある。 明確に仕様が提示されている場合は、それなりに考えれば、 そこそこの精度で見積もれる。 今回見積もったのは、そうではなかった。

いわゆるN年先の開発費見積もりで、 仕様も絵に書いたもち以下のレベルだし、 仕事の責任範囲も不明確。 とにかく見積もりなさいといった具合である。 そうなると、過去のデータを引っ張り出して、 鉛筆ナメナメでっち上げるしかない。

EXCELで適当な換算式を作って、開発規模を入力して、 全体の数字を足すと……。 あら不思議、それなりの数字が現れてくる。

最終的に正しかったかどうなのかは、数年後の開発時に答えがわかる? (^_^;)

休日なのに出勤日(2000年11月23日)

戻る 先頭へ

週の半ばの祝祭日は出勤日になることが多い。 という訳で、今日は出勤日だったわけだ。

朝はゆったり座って出勤できるくらいがメリットだろうか。 でも、こんな日に遅くまで仕事をしたりして…。 帰りの電車の中では、なんか、むなしいねえ。

本来だったら年休のはず(2000年11月24日)

戻る 先頭へ

この週末は、札幌でJCAの全国コンクールが行われる。 本来なら、はもーるが出場して、好演するはずだったのに。 年次休暇を取って、うまいラーメンを食っているはずだったのに(^_^;)。

もっとも、本当に行くとなってたら、 仕事的には苦しかったかもしれない。 今日も遅くまで残業。 良かったのか悪かったのか…。

年末が近づくと(2000年11月25日)

戻る 先頭へ

なぜかはわからないが、年の瀬が近づいてくるとあわただしくなってくるものらしい。 練習に向かうバスを待っている間も、道を行く車はひっきりなしに通り、 歩いている人々も、心なしか急いでいるようにも見える。

理由の一つとして考えられるのは、日の暮れが早くなって何となく急がないといけないように思えること。 急いで歩いているように見えることだろう。 夕暮れの早さが、気分も「年末だ」と思わせるのかもしれない。

とにかく、20世紀もあと一月で終わって、新しい世紀がやってくるのはもうすぐだということだ。


戻る 先頭へ 前週へ 次週へ
Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
E-mail(Home): kam@mxr.mesh.ne.jp
NIFTY: GDH01673@nifty.ne.jp