明日の朝までうたっていたい♪(2004年6月13日〜6月19日)

兵庫県合唱祭 がんばろう 落ち着いた日々 待てども待てども… 一日一話 平和な週末 振り付け?



兵庫県合唱祭(2004年6月13日)

「6年連続9回目の出演」と去年と同様の書き出しで始めよう。 今年も昨年と同じように2団体と一般合同に出演する。

La・Lu・Laでは今年のKOVOX で1位金賞に輝いたPizzettiのRequiemを演奏する。 今年の会場はKOVOXで歌いなれた芦原講堂だったからうまく行くはずだったが、 KOVOXの時のようにはテンションがもっていけず、細かい表現が今一歩だったか。

La・Lu・Laの出演後、はもーるの練習との隙間をぬって豊高の演奏をきく。 感想はChorus festival in 2004をどうぞ。 感想というよりは、後輩へのアドバイスになってしまっているがご勘弁を。

はもーるの出演はラストより2番目。 今日の練習になってようやくギャグが冴えてきた岸本氏の指揮は、例によって熱く熱く、 それが乗り移ったような演奏になったといっておこう。

がんばろう(2004年6月14日)

ネタがないので、数日前のニュースから。 労働歌「がんばろう」の作詩者 森田ヤエ子さんが5月29日に亡くなった。 「がんばろう」はなぜか歌える私なのである。

1960年の三池闘争の頃に作られたこの歌は、当時の労働運動盛んな社会情勢に、 就学前の私が記憶できるほど良く歌われていたのだろう。 親に連れられていったかもしれないメーデーでも、会場で流れていたのかもしれない。

現在でも労働組合の集まりでは「がんばろう」三唱がある。 昨今の社会情勢にはそぐわない気がするこの儀式も、 40年以上前のこの歌から連綿とつながっているのだろうか。

落ち着いた日々(2004年6月15日)

仕事が一段落して、 昨年のような多忙な状況からは解放されている昨今、 合唱祭も終わってコンサートまでの平安なひと時という感じである。

音楽などの芸術活動は、気持ちの余裕がないとなかなか続けられない。 一方、昨年のようなぎりぎりの精神状況では、 「うた」がなければ精神的に参っていた可能性もある。 週末の音楽活動をエネルギーにして、 日々のプレッシャーをはねのけていたといえるかもしれない。

ちょっと余裕ができたいま、何かクリエイティブなことがしたい欲求があるが、 特別なアイデアがあるわけでもない。 まずは、ぼうっとしたいことを考えてみようではないか。 何もしないというのも前向きな余裕の使い方である。

待てども待てども…(2004年6月16日)

レポートが来ない。 いっしょに仕事をしている某社に報告書をお願いしているのだが、 定時になっても送られてこないぞ。 今日は定時退社なのに、この分では定時はおろか、 終電も危うい状況だ。

おーい、はやく帰らせてくれよう…。 なんて、ここに書いても仕方がないか。

一日一話(2004年6月17日)

眉村卓さんの奥さんのために書かれたショートショートの一部が新書で発売されたのだ。 実は書店でこの本を見るまでは、眉村さんの身の上にこのような事件が起こっていることを知らなかったのだ。

久しぶりに読んだ眉村作品は、毎日書かれた作品とは思えないくらい完成度が高く、 さすがプロの仕事である。 そんなことよりも30年位前に読んだ彼の作品の魅力を、 今日また感じさせてくれる作品集であったことが嬉しい。

眉村卓といえば、NHKの少年ドラマシリーズである。 とくに「謎の転校生」といえば、私と同年代の人々には懐かしさ以上のものがあるに違いない。 これ以外にも「未来からの挑戦」(地獄の才能と狙われた学園の二つが原作)も彼の原作である。 彼と筒井康隆が少年SFものの巨頭という印象がある。 このドラマをきっかけに角川文庫で出版されているものは一通り読んでしまった気がする。

この日記を書いていて、検索をかけてみると、 数多くの「少年ドラマシリーズ」ファンがいることがわかった。 当時の映像を私もぜひ見たいぞ。

平和な週末(2004年6月18日)

いつもは週末になると何かしら事件が勃発するのだが、 今日は何事もなく定時となった。 こんな日は何も考えずに早く帰るに限る。 かくして、リハビリのために定時で速攻退社する。

最近は怪我をする前の仕事のペースに、徐々に戻りつつある。 仕事なんて、やり出したらキリがないのだ。 さて、定時に帰ると病院に行った時間を差し引いても、 十分な時間が残される。 このゆとりの時間が嬉しいのだ。

小人閑居して…まあ、それほどには暇ではないので問題はないだろう。

振り付け?(2004年6月19日)

9月のコンサートでは全員での振り付けをすることになったらしい。 そして今日の練習が、記念すべき(?)第一回の振り付け練習になった。 はたして、全員でうまく行くのか。 3ヵ月後のお楽しみである。



Kamimura Masatsugu (HOME: Akashi city, Hyogo)
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