全国コンクール・中学校の部 外と中の区別 湯豆腐 一部屋確保 またまたサンライズ 群馬行き パソコン設置
7時過ぎに目を覚ますはずだったのだが…。 部屋の電話がなっているのに気づいて受話器を上げると、 フロントからチェックアウト時間とのお告げが。 あちゃあ、寝過ごしてしまった。 夕べのアルコールが残っていないといったら嘘になる。 でも気分はそれほど悪くない。 とにかく会場へと移動しよう。
会場に着いたら11時半ごろ。 混声合唱の部が、ちょうど半分終わったところだ。 半分は聴けるからよしとしようか。
混声合唱の部はメモを取るのをあきらめて聴いていた。 はっきりいって、どの団体も素晴らしい。 これで順位を付けろって言われても困るだろうね。 男声の発声も無理がなく、指導者のレベルが高いに違いない。
どの団体もうまく、採点はあきらめて感想を書くことにする。
明治学園中学校コーラス部。銀賞。 声が会場によく響き、端正な演奏である。 音程がやや低いのが惜しいね。
武庫川女子大学附属中学校コーラス部。金賞。 暖かい和声が鳴り響いた。 金賞おめでとう。
我孫子市立白山中学校合唱部。銀賞。 ちょっとまじめすぎる。 もう少し、歌っている楽しさを表現したい。
安田学園安田女子中学校合唱部。銀賞。 身体を動かしてリズムを取っているが気になった。
出雲市立第一中学校合唱部。金賞。文部科学大臣奨励賞。 難曲を堂々と歌い上げている。 本当に中学生ですか?
大阪市立白鷺中学校コーラス部。銅賞。 関西大会のときの「積極的」な表現が、 今日のこの場では「わざとらしい」歌い方に感じた。 音楽的な深まりがないと全国大会では通用しないかな。
新潟市立内野中学校合唱部。銅賞。 響きがくぐもった感じで、息漏れも多い。 声が暗いと音楽が届かないと思う。
松任市立松任中学校合唱部。銀賞。 グレゴリオ聖歌を曲目に取り入れているのは面白い。 ただ、合唱団の実力を明らかにしてしまうというのも事実。 もうひとつの自由曲は表現が浅いと思う。
会津若松市立第二中学校。金賞。府中市教育委員会賞。 声のコントロールが素晴らしい。 中学生にココまで歌えるという驚き。
二本松市立二本松第一中学校合唱部。金賞。 素敵な小鳥たちを歌い上げた。 終盤に音程が乱れたのが惜しいねえ。
札幌市立真栄中学校合唱部。金賞。府中市長賞。 1曲目と2曲目で発声を変えている。 曲の求める声がわかって変えているのだろうか。 「先生に言われたから」ではなく、生徒もそれがわかって自分らで表現しているのだろう。
香川町立香川第一中学校コーラス部。銅賞。 ふっと生の声になってしまうところがある。 そこで音楽の流れが途切れてしまうのが聞き手にわかってしまうのだ。 確かに曲が難しいのだが。
神戸市立長峰中学校コーラス部。銀賞。 関西大会に引き続き熱演だった。 高音部が乱れてしまった。 今一歩余裕がないんだろうね。
宮代町立須賀中学校合唱部。銅賞。 人数が15人しかいなかったのだが、それがハンディに感じられないほど良く響いている。 音楽表現も素晴らしい。 弱音のところが下がってしまった。 あえて言えば、これは人数の影響かな。
大妻中野中学校合唱部。銀賞。 高音が硬いのが減点材料。 神戸大会の時よりも音楽表現が良くなっていると思う。
名古屋市立桜山中学校コーラス部。銀賞。 「こどもうた」の世界を会場一杯に作り出した演奏。
八戸市立白金南中学校合唱部。金賞。 選曲のセンスが良い。 発声も自然で、曲とよくマッチし美しい。
北九州市立高須中学校合唱部。銅賞。 曲の歌い分けが見事だった。 結果は銅賞だったが、もっと評価されても良かったのではないかな。
会津坂下町立第一中学校特設合唱部。金賞。 Altoの声が素晴らしい。 存在感が中学生離れしている。 Sopranoも美しく、合唱団としてのバランスが良い。 特設合唱部ということは常時活動されていないことになるのだが、 ここまで声を作り上げられるというのが信じられない。 一度どんな練習をしているか見学してみたい。
熊本市立東町中学校合唱部。銅賞。 発声が美しい合唱団。 ここが銅賞なんですか。 そんな差がどこにあるのかわからない…。 銅賞侮ることなかれ。
岩槻市立城南中学校合唱団。金賞。 「すごい」と思ったけれど、個人的には好きではない演奏。
北九州市立篠崎中学校合唱部。銅賞。 全体的に響きが低めで、音楽が引き立ってこない。 それでも、銀賞くらいにはなる思ったのだが…。
審査発表は聞かずに会場を後にする。 明日の新聞を見ればわかることだから。
今日から3日間、実家に行って復旧作業をするのだ。 先週はまだ家の中を土足で歩いていた。 もちろん、泥を洗い落とした靴であったり、突っ掛け履きだったりしたのだが。
母の友達が何人か手伝いに来ていただいており、 一通り家の中の拭き掃除をする。 家の中用のつっかけも数があるので、汚れた雑巾や新聞紙はすべて捨てて、 玄関を上がったところから上履きということにする。 これでようやく、「家の中」と言うことになった。
家の中が一区切りついたので、 倉庫にある細々したものを整理していく。 「残しておく」と仮に決めて袋に入れていたものだ。 このまま放っておくとカビが生えたり大変なことになるので、 ひとつひとつ取り出して判断しなければならない。 ある程度はこちらで判断して、判断に困るものだけ母親が決定する。 半分ほどが捨てる運命になり、ゴミ袋がどんどん消費されていく。 現金が入った封筒が出てきたりして、先週に勢いで捨てなくて良かった(^_^;)。
夜は気晴らしにと、母親をコールはるかぜの練習に連れて行く。 練習前には、うまいうどんも食べて、良い気分転換になったのではないかな。
先週にとりあえず確保した洋間の生活空間。 取り合えずということでビニールシート等を敷いているのだが、 きれいになっていないはずなので、奥の間の板敷き部分に仮の生活空間を移動する。 今日と明日で再度掃除をして、「仮」を「本」にしなくては。
11月に入り、まわりの床板もない状態ではさすがに寒くなってきた。 こういう日は湯豆腐に限る。 豆腐に豚肉、野菜も炊いてポン酢で食べる。 寒いときはこれがうまいね。
洋間でストーブを点けていたおかげで、床も乾燥したようだ。 念のために再度からぶきをして、洋間に生活空間を構築する。 薄縁、アルミの保温マットを下に敷いた上に、コタツ敷布団とホットカーペットをセットした。 その上に、コタツとコタツ布団で居間を構築した。
カーテンのクリーニングも完了したので部屋に取り付けると、 見た目には普通の部屋に戻ったように見える。 ほんのちょっとしたことであっても、きちんとした生活空間ができると安心できる。
今日の作業はこの辺で終了。 次はまた、週末である。 今回は力仕事の割合は減ったので、 そんなには疲れなかったけど、 休みなしというのはつらいね。
明日の朝に群馬に居る必要ができたので、サンライズに乗って今日のうちに移動する。 一週間のうちに二度も乗るなんて、先週のことであれば出張費で聞きに行けたのに。 不思議なことに、先週乗った部屋と同じところだった。 そういう偶然もある。
朝7時過ぎに東京駅に到着、上越新幹線に乗って高崎まで移動する。 新潟地震の影響で、上越新幹線は特別ダイヤである。 8時半頃に現地に到着、ほぼ予定通りだ。 待ち合わせには少々早いが、喫茶店に入るには短い時間だ。 駅前のベンチで読書をするが、ビジネスマンとしてはちょっと変な行動だったか。
群馬での仕事は無事に終了し、 予定よりも早く帰途についた。 明日はまた実家に移動するので、 思ったより仕事が早く終わったのは嬉しい。
Sofmapにて、新古品のTVパソコンを見つけた。 開封品だが中古という扱いらしい。 という訳で、実家に今日それが届けられたのだ。
外見はまるでTVというパソコンな訳で、被災地にパソコンという違和感はそんなにない。 アンテナブースターを取り付けて、セッティングしてみると、無事にTVも映るようになった。 インターネット環境も、TA内臓モデムとパソコンを接続するとあっという間に復旧できた。 一度構築できていたネットワークは、要領よく復活できるものだ。