立山黒部アルペンルート(2日目)(1997.9.2)


黒部観光ホテルの朝風呂(9月2日6:00)

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黒部観光ホテルのお風呂は5:00〜24:00まで。 日替わりなので、朝風呂に入れば二つのお風呂を楽しめるしくみ。 せっかくの温泉を堪能しようと、普段にない早起きをする私。 6:00に起きて「石の湯」へ。
蛇紋岩でできたタイルが床に敷き詰められ、清潔感があふれている。 湯船の囲いは、自然石となっていて、室内にあるが露天風呂風となっている。 今朝は一人なので、夕べよりさらにくつろぐ。
石の湯にも露天風呂がとうぜんあり、貧乏性の私は、しっかりそこにも出てみる。 昨日の露天風呂とは違い、庭の部分が広く開放感がある。 朝のすがすがしい空気にもふれて、眠気が覚めてくる。 朝は入浴客も少なく、30分以上そこにいた。
さすがにそれ以上いるとのぼせるので、風呂を上がって部屋に戻った。
朝食は8:00から。BSで「あぐり」を見て、しばらくしてから朝食へ向かう。


黒部観光ホテル朝食(9月2日8:00)

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朝食はバイキング形式。和食・洋食・中華の色々なものを楽しむことができる。 私が子供を見て席についている間に、妻が食い物の調達に向かう。 和洋折衷の良くわからないメニューにありつくことができた。
味はまずまずで、好きな分量とものが選べるので、子供連れにぴったり。 妻はタッパーを持ってきていたので、道中のおやつにとあんにん豆腐を入れていた。 これから山に行くのだから良いアイデア。 父親の私はそんなこと思い付きもしなかった。うむ、母親は強い。


さあアルペンルートへ(9月2日9:00)

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扇沢へ向かうバスは、大町の駅を9時に出発する。温泉郷のバス停には9:13。 昨日の夕方に一緒だった方々も同じバスでアルペンルートへ向かうようだ。 バスの始発ではないので、坐れないのではないかとか、 荷物は積み込めるだろうかと心配しているうちに、バスがやってきた。
夏休みも終わった直後の平日なので、いっぱいということもなく、 なんとかバスに乗り込んだ。
大町の標高は712m。18kmを約30分かけて標高1433mの扇沢まで登る。 いっきに700m登ることになるわけだ。 リゾート地の日向山高原を通過して、だんだんと高原に景色が変わってきた。 案内の車内放送を聞きながら景色を眺めているうちに、予定より早めに扇沢に到着する。
標高が100m大きくなるごとに1度近く気温が下がるから5〜7度も涼しくなる訳で、 下界よりは若干厚着(といっても秋の服装だが)にしていたが、 陽射しも強くどちらかというと暑いくらいだ。 さすがに空気は爽やかで気持ちがいい。天気もいい。


関電トンネルトロリーバス(9月2日10:00)

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アルペンルートは大町からなのだろうが、 やはりここからの乗り物乗り継ぎがアルペンルートといってもいいだろう。 黒部ダムまでの6.1km、赤沢岳に掘られた地下トンネルを通ってトロリーバスで行く。 この区間はバスの便の予約が必要ということで、 出発前に10:00発の黒部21号の指定券を準備していた。 窓口には「周遊券のほかに整理券が必要です」と書いてある。 この日は当日の整理券でも特に問題なさそうだったが、 先週までの夏休み期間中は大変だったのかもしれない。
出発の10分位前からトロリーバスへの乗車を開始した。 いよいよという期待感か、めぐみもわくわくしている。 バスは4台だて、先頭の車両に乗る。
トロリーバスに乗るのは初めてなので、 しっかりバスの雄姿を記念撮影。 これから向かう黒部ダムの方にも向けてあと1枚。 もっとも写っているのは、 赤沢岳なんですけど(^_^)。
バスは定刻に出発しトンネルへの入っていく。 パンフレットを見ると針の木トンネルとある。 あの長いトンネルにそういう名前が付いているってのがなんか変な感じ。 バスとしては出口のないトンネルなんですよね。黒部ダム駅の方もトンネル内ですから。
トンネルの中間点で扇沢行きのバスとすれ違う。 トンネルの幅は1車線なので、こちらは行き違い待ち。 長野県と富山県の県境は、トンネル工事の難所大破砕帯。 わずか80mの工事に何ヶ月もかかったという。 それを数秒で通過するんだから、不思議な気がする。 開通したときには感慨無量だったんだろうな。 案内を聞きながらも何の感慨もなく通過していく。
15分後何事もなく(何かあったら大変だ)、 標高1470mの黒部ダム駅に到着した。


黒部ダム(9月2日10:20)

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駅から黒部ダムの方に進んでいくと、 展望台に登るには220段かの階段を登って行かないとたどり着けないらしいことがわかる。 大きな荷物付きのカートと萌を担いで登っていくなんて、とあっさり断念して、 ダム方面へと歩いていく。 こちらも階段を下っていかないといけないらしい。 アルペンルートの旅は始まったばかりなのに階段だらけ。。。。といやになってしまう。 子供連れでこんなところに来るのは失敗したかな、 なんて思いながら案内所で聞いてみると、 50段ほどであとはダムまでは問題無く行けるらしい。 気を取り直して、妻が萌を、その他の荷物は私が持つことにして先に進むことにする。
実際に降りていくと、階段はすぐそこまでらしい。ちょっと安心する。
階段を降りきると、あとは荷物をごろごろ転がしていける。トンネルを抜けると、 そこに黒部ダムが突然現れた。
色々話に聞いていた雄大なダムというのはぱっと見には感じられない。 それよりも、その背景の自然の雄大さがより強く感じられる風景となっている。
風景に感動しながら撮影をしている私をほっておいて、 妻と娘二人は黒部の破砕帯からの湧き水を飲んでいた。とにかく冷たい。 徳は何度も何度もお代わりをしながら飲んでいる。 普段の「淀川の水」との違いがわかるのだろう。 それでも、たくさん飲ませるとお腹をこわすので、適当に切り上げさせて、 ダムの上を歩いていった。
実際上を歩いてみると、だんだんダムのスケールが実感されてきた。 上からダムの水の放出するさまをみると、 子供の頃教科書等で見た写真とそっくり。 ダムのあまりの高さと放水を見ていると、恐怖さえ感じられてきた。 私の生まれる前にこのような巨大なダムが造られたのだと思うと、 不思議な気がしてきた。
ふと気が付くと、遊覧船の出航する時間が迫ってきている。急いで乗り場へと向かった。
乗り場はすぐそこの積もりでいたが意外に遠い。出航時間までの残り時間は2分。 どう考えても間に合いそうにない。とにかく、妻が萌を抱えて切符売場へと急ぐ。 私は荷物と徳を連れて後を追った。
切符売場に到着した時は出航時間ちょうどくらいだった。 なんとか乗せてくれるということで、荷物を切符売場に預け、 さらに100段くらいの階段を降りて乗船した。
出航は2分遅れだった。


黒部湖周遊(9月2日11:00)

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黒部湖周遊は、日本で一番高い所(1448m)に浮かぶ遊覧船で、 40分かけて黒部湖をぐるっと一周する。
夏休み直後の平日ということで、乗船率は30%位か。道理でうちの家族を待ってくれた筈だ。 通常であれば黒部ダム駅からの接続は一時間見ておいた方がいいだろう。
さて、遊覧船内には観光案内が流れている。が、エンジンの音がうるさくて聞こえにくい。 案内は聞こえなくても、見える景色は素晴らしい。徳もはじめての乗船にはしゃいでいる。 萌はというと、妻にだっこされて乳を飲んでいる。 疲れたのか、飲んでいるうちに眠ってしまったようだ。
この景色は記録しなきゃとビデオをまわす。 が、画面に切り取られた風景は、どうも箱庭のような感じ。 肌で感じているような開放感がどこかに飛んでしまったようだ。 それでも、日常のごみごみした所で撮影したシーンと比べたら、 どこを撮ってもいい風景なんだけど。
涼しい風が心地よい。 湖面や立山連邦を眺めながらぼうっとしていると、日常の生活を離れてリラックスできる。 10年に一度の長期休暇ではあるけれど、毎年こういうリラックスした時間を持った方が、 より創造的な仕事ができるなあなどと考えていた。
11.5kmの周遊もあっという間に終わってしまう。 船は定刻通り、出港した乗船場に到着した。


黒部ケーブルカー(9月2日12:20)

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先ほど急いで歩いた通路を戻ってケーブルカー乗り場へと向かった。 食事はケーブルを降りてからとる予定だったが、時間もあるのでそばを食べることにする。 あまり高くはないと思ったが、量が少なく結果的に高かった。やはり高地料金。 ちなみに缶ジュースは200円だった(と思う)。
食べてしばらくするとケーブルカーの発車時間になる。
黒部ケーブルカーは全線地下トンネルになっており、トンネル内のケーブルというのを、 他には聞いたことがない。ひょっとしたら、世界でここだけかもしれない。
1828mの黒部平まで約400mの標高差を5分で登る。 車両の先頭に陣取り、ビデオを構えて前方を撮影する。 肉眼で見るよりもはっきり見えるので、よそのお客さんに結構受ける。 何か、ビデオの宣伝をしているような気分になった。
ほんとあっという間の5分間で黒部平駅に到着した。 降りた所で記念撮影をする。


黒部平 <1828m> (9月2日12:30)

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普通の写真も撮ろうと、ズーム機能付きのカメラも持ってきていたのに、 電池切れで使えない。肝心な時に使えなくなるってのは、マーフィーの法則かも知れないな。 仕方がないので、写るんですを買ってしまう。デジカメだけではやっぱりさみしいからね。
萌を放し飼い(^_^)にしていると、ごそごそと地面をさわっている。 自分勝手にできるので、特に熱中しているよう。徳は地面にお絵描きをしている。 互いに対抗意識があるらしい。
放っておくと止めどなくいってしまいそうなので、適当に切り上げさせて、手を洗わせる。 湧き水があって、手を洗ったついでに飲んだ。山の水はやはりおいしい。 徳はダムのところで飲んだ湧き水で味をしめたのか、 ここでも、「もっともっと」と飲んでいる。 普段飲んでいるのが「淀川の水」だから(^_^);;ここの水がおいしいのは確かだが。。
ロープウエイの出発まで少し時間があったので、 景色の方も写真を撮る。


立山ロープウエイ(9月2日13:20)

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日本で唯一、支柱が一本もないロープウエイである。ワンスパン方式というらしい。 ロープウエイの運行状態によって、 ロープの長さまで調節してバランスをとっているということである。 全長1702mというから驚きである。高度差512mを7分で昇降する。
立山連峰と黒部湖を眺めてのパノラマを楽しみながらと書きたいところだが、 時間ぎりぎりで乗ったのと乗客が多いのとで窓の外が良く見えない。
徳に景色を見せるためにだっこしての7分間は大変であった(^_^);;
それでも、下に見える高山特有の埴生を見ていると、来て良かったなあと実感する。
あちらこちらに雪が残っているのも見える。あと一月もすると雪景色になるのだろう。


大観峰 <2316m> (9月2日13:25)

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標高2316mの大観峰は、6月頃までは雪のトンネルがあるらしい。 もちろん9月にはそんな気配はあとかたもなく、普通の高山風景である。
展望台までは階段で登る。
先ほどまでいた黒部平が小さく見える。その向こうには黒部湖。 例によって記念撮影
いつもなら元気に駆け回っている徳がぐずぐず言っている。早くママのところに行こうって。 で、「疲れた」の連発。 じゃあ降りようとするとおんぶをしてほしいのかぐずぐず言いながらしまいには泣き出す始末。 大声で泣き叫んで大ひんしゅく。
こうなるとどうしようもない。声が響くところで泣いているので困った。
側をとおりすぎていく人の中には、露骨にいやな顔をする人やうるさいと怒る人もいた。 いくら怒られてもどうしようもない。 泣かせるな、なんて言われて泣き止ませる方法があるなら教えて欲しいくらいだ。
もちろん大変だねと声をかけてくれる人ももちろんいたんだけどね。
困っている傍らで冷静に人間ウオッチングをしている自分もいたりして。。。。。
なだめすかせながら、なんとか階段を降りて妻の待つところへ到着。ベンチに座る。 泣いている徳をひざに座らせて抱っこしていると、しばらくすると眠ってしまった。 朝が早くて眠たかったからぐずぐず言ってたのだろう。萌もベビーカーで眠っている。
「ちょっと展望台まで」と言って、妻は階段を上っていった。 眠っている徳を抱いて座っているとこちらも眠たくなってきた。 妻が降りてくるまで眠ろう。
「眠ってしまったんですね」少しして、どこかのおばさんが声をかけてきた。 どうやら階段の途中で徳が泣いていたときに階段を上っていったおばさんらしい。 「朝が早かったものですから」と答え、どこから来たかなど世間話。 東京から1泊2日の旅行の途中だとか。子供の話とか旅行の話とか、話の花が咲いた。
話しているうちに妻が戻ってきた。時刻は14:30。さてトロリーバスの時間だ。


立山トロリーバス(9月2日14:45)

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立山トロリーバスは、室堂までの3.7kmを10分で結び、全線トンネル内を通行する。
二つ目のトロリーバスとなると、記憶が薄れていてもうよく覚えていない。 一番前の車両に乗らなかったのも、記憶を薄れさせた原因の一つかなと思うけれど。


室堂 <2450m> (9月2日15:00)

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室堂地図

室堂の標高は2450m。立山黒部アルペンルート中で一番の高地である。 富士山で言えば五合目にあたるだろうか。
富士山五合目といえば、夏でも結構涼しかった記憶があって服をはおって来たけれども、 意外と涼しくないというより、少し薄着にならないと暑いくらいだった。 天気が良いからなのだろう。
室堂の出発は16:20のバス。この時期はそのあとの17:00発のバスもある。 散策の時間はゆっくりとある。
荷物のたぐいはすべてコインロッカーに入れる。萌はベビーカーに乗せることにする。 これは結局判断ミスだったのだが。。。。
室堂駅を出ると、 正面に雄山(3003m)が雄大な景色を見せている。 名は体を表わすというがまさにそのとおりという眺めだ。
しばらくぼーっと眺めた後、まずはみくりが池へと向かう。
歩道は砂利道となっていて、ベビーカーは前に進もうとしない。 だっこするよりはましだろうとしばらく押していたが、 ただ押すことだけにパワーを使い果たしてきた。 あきらめて萌をだっこして、ベビーカーは妻が押すことになる。 ベビーカーも何も乗せてなければすいすいと動く。 これでは無用の長物。荷物になるだけで役に立たない。 コインロッカーに入れてくれば良かったと後悔するが後の祭り。
気を取り直してしばらく歩いていくと、みくりが池のほとりについた。 ガイドブックによると10分ほどの距離だとか。 子連れだと倍は見ておかないといけないってところか。
みくりが池は、立山の噴火によってできた高山湖で、周囲600m、水深15mの静かな湖である。
湖の向こう側には、みくりが池温泉が見える。 みくりが池の写真を見て欲しい。
あちら側からみると湖面に雄山が映るに違いない(^_^)。
池の回りの道をたくさんの人が歩いている。 最初の予定では、玉殿岩屋の方を回っていこうとしていたが、 ちょいと大変なので、直接向かうことにする。
こちらのルートは、思ったより近く、あっという間に着いてしまった。 徳も疲れを知らず元気に歩いている。
池の向こうに雄山が見える。池に映る姿といい、 まるで絵葉書のようである、ってここから撮影したんだろうから当たり前だ(^_^)。
ここから地獄谷へは結構な坂を下っていく必要がある。 妻と萌はここでリタイヤしてしばらく休憩。私と徳で降りていくことにする。
見た目同様かなりの急斜面。こけないように気を付けながら降りていく。 元気な徳は飛び跳ねるように進んでいくので心配。まあ何のこともなく地獄谷についた。
先程いたところが小さく見える。 こうして見上げてみると、またあそこまで戻らないといけないかと思うと、 疲れを感じたりして(^_^);;。
地獄でいくつか記念撮影をして再びみくりが池のほとりへ。 徳もおりこうに頑張って登ってくれたので助かった。 普段だと「歩けない」の連発で、大観峰の二の舞いになるところだ(^_^);;。
時間は16:00を過ぎていて予定のバスは無理。 最終のバスに乗ることにして、そろそろ駅へと戻り始めた。


高原バス(9月2日17:00)

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バス乗り場は、直行で美女平に行く人たちの列と、 途中の停留所で下車していく人たちの列と二列で並ぶように看板がかかっている。 最終バスは二台で運行されるということのようだ。 昨日からは夏休みが終わって、 人が少なくなったであろうにこういう運行をしているということは、 休み中はどれだけ混雑しているのかなんて考えると、この時期に来て良かったと思う。
列の先頭に並んでいることもあり、確実に坐れると安心する。 もっとも、最終的に乗ったのは座席数より少ない人数だったから、 いずれにせよ座れたのだが(^_^)。 子連れで行動すると、座れるかとか空いているかということが結構気になるものだなあと思う。 子供を持つまではあまり感じなかったことだ。
定刻より少し早く直行便は出発していった。 ということは、途中止まっていく我々のバスが、本来の定期便という訳だ。
定刻通り室堂を出発し、高原バスは下っていく。 マイカーは立山駅の付近までしか入ってこれないから、バスの専用路線といった所だ。
車内では観光案内のビデオが流れている。 せっかくの映像だが、車窓の外に流れる景色を見ている方が楽しい。 運転手の席のすぐ後ろに徳とともに陣取って、話をしながらの乗車。 高原の美しい景色を眺めながら、あっという間に、今夜の宿泊地、弥陀ヶ原に到着した。


弥陀ヶ原ホテル <1930m> (9月2日17:15)

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弥陀ヶ原ホテルは、弥陀ヶ原高原のほぼ中央にあるリゾートホテルで、 ホテルの前すぐ前にバス停がある。 道をはさんで、国民宿舎立山荘が立地しているが、現在改装中で宿泊はできない。
予約は洋室ということでお願いしていたのだが、子連れだと和室が良いということで、 駄目元でフロントで聞いてみることにした。幸いなことに空いているという。 もちろん和室に泊まることにした。
通された部屋はかなり広く、こりゃ追加料金だなと覚悟した。 子連れでゆったりと泊まるためには少々の出費は仕方がない。 結果的には料金の追加はなく、非常にラッキーな部屋で過ごすことになった。
今日いちにちで結構な距離を移動しており、子供たちは疲れているみたいだ。 もっとも二人の行動を見ている限り、そんな様子はないみたいだけれども。 親の方はぐったり状態なんだが(^_^);;
食事の前に風呂に入ろうと、準備をする。
昨日の温泉とは違い、ごく普通のお風呂ではあるが、 大理石風のつるつるの石で統一されており、広々としている。 大きな窓からは弥陀ヶ原の風景を見え、ゆったりとした気分で湯に浸かった。
今日もまた徳といっしょのお風呂。大きなお風呂だとほんとゆったりと楽しめる。 一日の疲れがほんわりと取れていくような気がした。


弥陀ヶ原ホテル夕食(9月2日19:30)

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夕食は、フランス料理のフルコースか日本料理の懐石の二つのメニューが用意されている。
子連れの我が家は、ホテルの勧めもあり日本料理にする。 子供ができてからは、フランス料理なんていうものには縁がなくなっており、 内心あちらの方が良かったかな、なんて思う。 子供の分の料金なんて払っていないのだから、仕方もないかと、 1階のレストランへと移動した。
和食ではあるがテーブル形式で、窓際にすでにセッティングされている。 二人の娘の分まで食器等は準備もされて、ありがたいなあと思う。
食事の雰囲気は蓼科の保養所に似ている。 テーブルについたところで 夕食の撮影をする。 人間の写真を撮らずに風景だの食事だのを撮るだなんて、普通の人はしないかも知れんな。 別にホームページを作っていなくても前からこんな写真をバシバシ撮っているってのは、 ヲタクな性格なのかしら(^_^);;
当日のメニューはこちら
ゆったりとおいしくいただき、満足な気分に浸る。満足すると眠くなる。 急に疲れを感じて部屋に帰るとすぐに眠ってしまった。


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Kamimura Masatsugu in Akashi city, Hyogo
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